SPACE FOODSPHEREプログラムに参画。地球と宇宙に共通する食の課題解決に取り組んでいきます。

食で健康に貢献したいキユーピーの思いと合致

キユーピー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長執行役員:長南 収、以下キユーピー)は、2020年4月に発足した、一般社団法人SPACE FOODSPHERE※が推進する「SPACE FOODSPHEREプログラム」に参画し、地球と宇宙に共通する「食」の課題解決に取り組んでいくことを公表します。
※キユーピーも参画した「Space Food Xプログラム」の主要メンバーが発足メンバーとなり、リアルテックホールディングス株式会社や国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)らが設立。
https://spacefoodsphere.jp/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000036405.html

SPACE FOODSPHEREプログラムでは、地球と宇宙における「食」の共通課題(図1)を解決するために、次の2大テーマについて、ソリューションの創出と、地球と宇宙双方での社会実装を推進しようとしています。一つが「完全資源循環型かつ超高効率な食料供給システム」、もう一つが「閉鎖空間のQOLを飛躍的に高める食のソリューション」です。

図1:地球と宇宙の食の共通課題

キユーピーは今後、図2で示す「究極の食のソリューション例」(月面基地を想定)のうち、閉鎖環境下における「04:日常の食卓ソリューション」「05:特別な日の食体験ソリューション」と、極小空間における「06:単独の食事ソリューション」の3つのソリューションと主に関わっていく予定です。
栄養バランスのよい健康的な食生活には、良質なタンパク質とビタミン、食物繊維の摂取が欠かせません。キユーピーでは、おいしく無理なく続けていける健康的な食生活のために、サラダとタマゴを中心とした食生活提案や研究を進めています。他にも、良質なタンパク質はどう加工すれば摂取しやすいか、健康にどのような好影響を及ぼすかといった研究も続けてきました。このような研究をさらに発展させ、長期にわたる閉鎖環境において、“心身に良い影響を与える食生活のあり方”を検討していきます。

図2:究極の食のソリューション例

災害やパンデミックが引き起こす閉鎖隔離環境には、宇宙環境にも通じる、共通の課題が存在します。キユーピーは、食と環境に関する最先端企業が集まる異業種プラットフォームにおいて、自社の技術を磨くとともに、他社との共創を活性化することで、地球上の未来の食生活、食と健康、環境問題への貢献を加速させていきます。

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