横浜市と昭和女子大学が初の共同研究「保育士キャリアラダー」(横浜市モデル2024)を再構築
昭和女子大学(学長 金尾朗:東京都世田谷区)は、神奈川県横浜市こども青少年局との初の共同研究として「保育士キャリアラダー」(横浜市モデル2024)を改訂しました。
横浜市と昭和女子大学は2020年に「保育・幼児教育の質の向上 及び 大学の研究教育の充実・発展に関する協定」を締結しています。その協定に基づいて、グローバルビジネス学部会計ファイナンス学科の髙木俊雄教授は横浜市と共同研究を行い、保育士の職務内容や必要なスキルの明確化、キャリア向上の道筋を示した「保育士キャリアラダー」(横浜市モデル2024)を再構築しました。このキャリアラダーは横浜市の市立保育所保育士に向けたものですが、全国の保育職が自身のキャリアの可能性を理解し、目標に向かって主体的に保育の専門性を高めるための一助になるものです。 また、一人ひとりのキャリア形成を意識しながら、マネジメントする保育・教育施設の人材育成ツールとして活用が期待できます。
「保育士キャリアラダー」(横浜市モデル2024)の特徴
● 複線型ラダー
保育士のスペシャリスト・市立保育所責任職(管理職)と、様々なキャリアの道筋を複線型で明示
● 実践能力を5段階で表示
保育の実践能力を「○○できる」の表記で5段階表示
● 色塗りで能力を可視化
身につけた保育実践能力に色を塗り、自身の能力を可視化
● 研修体系と連動
「保育士キャリアラダー研修・研究一覧」により、実践力向上のために受けるべき研修を明確化
【横浜市と昭和女子大学の協定締結について】
「昭和⼥⼦⼤学と横浜市が保育・幼児教育の質の向上 及び ⼤学の研究教育の充実・発展に関する協定」締結についてはこちらをご覧ください。
https://www.swu.ac.jp/news/nid00006437.html
【キャリアラダー改訂の経緯について】
改訂の経緯の詳細は昭和⼥⼦⼤学現代ビジネス研究所発⾏のワーキングペーパーでご報告しています。
「保育士キャリアラダー」の再構築 -横浜市モデル2024の方向性とその内容- 野澤友美・髙木俊雄(2024)
http://swubizlab.jp/wp/workingpaper
本件に関する取材のお申し込み先
昭和女子大学広報部 03-3411-6597 / kouhou@swu.ac.jp
昭和女子大学ホームページ
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