マクニカ、最先端の異常検知技術で施設警備を最適化するソリューションを強化

~豪icetanaへの出資で実現~

半導体、ネットワーク、サイバーセキュリティ、AI/IoTにおけるトータルサービス・ソリューションプロバイダーの株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、以下マクニカ)クラビス カンパニーは、ビデオ分析ソリューションを提供するグローバルソフトウェア企業であるicetana Limited.(本社:オーストラリア、CEO & Managing Director: Matthew Macfarlane、以下icetana)へ出資し、日本での独占販売権を獲得しました。この出資により販売戦略や新たな技術開発での連携を強化し、AI画像解析技術を活用した異常やその予兆を防犯カメラ映像から発見する異常検知ソフトウェア「icetana (アイセタナ)」 を用いて施設警備における課題解決に注力していきます。

近年、大型施設では以下の警備上の課題が顕在化しています。

・ビルの高層化などによる管理面積の増大
・警備人材不足による人件費の高騰
・高齢化や離職率の高まりによる警備の品質維持

大型施設の管理者は持続的に安全安心な施設運営を行うために、これらの課題に対応した人手に頼らない警備体制の構築が急務となっており、最新技術の導入が多くの企業で検討されています。

 多くのAI画像解析技術を使った監視カメラシステムは、あらかじめ想定された“特定の事象”を検知する仕組みが採用されています。しかしながら、実際の警備現場においては想定外の事件・事故への対応が求められ、検知対象の追加や変更に対して継続的に対応する必要があります。

この度、マクニカが販売戦略と技術開発をさらに推進させる、AI画像解析技術を活用した異常検知ソフトウェア「icetana」は、カメラごとに画素の動きの傾向を常に学習し、通常と異なる映像のみを検知できます。監視員は、「icetana」によって検知された映像のみの確認に集中できるため、多数の監視カメラ映像から効率的に異常を発見し、迅速に対応することが可能となります。これにより、警備の品質向上や最適化を実現することができます。

国内の大手ディベロッパーでも採用が進んでおり、三菱地所株式会社が所有・運営する丸の内エリアの丸の内ビルディングや新丸の内ビルディング、大手町ビルディングほかにおける「icetana」を活用した警備体制の構築が加速しています。

■「icetana」の主な特長
1. 検知する対象が人やモノではなく画素の集合で検知するため、火災、侵入、逆走、転倒、集団など、様々な場面に対応可能
2. 通常状態を常に学習し、その差分から異常を検知できるため、検知したい対象の変更や環境変化などへ自動で適応し、運用の手間を最小限化
3. 現在利用中のカメラがそのまま活用できるため、導入コストを抑えることができ、大規模な工事等は必要なく短期間で導入可能

■マクニカの提供する価値
マクニカは、「icetana」をソフトウェアとして提供することに加え、導入効果の試算や現場運用への適用など、お客様が期待する成果を得られるまでサポートいたします。

・現場調査から必要なシステムを選定し機材の調達・構築まで実施
・省人化・品質向上を実現するための最適な警備オペレーションのご提案
・導入効果の試算と実証実験、等

マクニカは、この度icetanaへの出資と販売契約の締結により、日本に加え、ブラジルでの独占販売権とヨーロッパにおける優先販売権を獲得しました。この度の出資をきっかけにより幅広いパートナー企業と協業し、空港や物流施設、スマートシティーなど警備に課題を持つ施設への展開を促進し安全安心な社会の実現に貢献します。また、マクニカの強みである最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力でお客様の課題を解決する、新たな機能やソリューションの構築にも取り組んでいきます。

icetana CEO Matthew Macfarlane氏は次のように述べています。
「弊社はマクニカのチームと素晴らしい関係性を築いています。マクニカは我々のプロダクトの市場への浸透に深くかかわり、また同時に我々にとって非常に重要である日本の監視カメラ市場における地位の確立に積極的に取り組んでくれています。今回の投資により、今後マクニカと共に日本市場だけでなく世界中で事業を拡大させていくこと、また、2社の関係をさらに深く強固にしていくことを確信しています。」

■icetana 不動産・施設管理者向けのサービス詳細はこちら
URL:https://www.macnica.co.jp/business/ai/manufacturers/icetana/products/142324/


※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカおよび各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。 その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご承知ください。

icetana Limitedについて

icetana Limitedはグローバルソフトウェア会社で、大規模な監視ネットワークにおいて自動的に異常な行動をリアルタイムに認識できる画像解析ソリューションを提供しています。当社のソフトウェア「icetana」は既存のカメラ管理システムやIPカメラと統合することができます。既存のセキュリティーネットワークから得た豊富なデータストリームを利用し、さらに向上した状況認識やより深い洞察を可能にしています。現在、5大陸60か所以上で実装され、幅広い産業において活用されています。
詳細はWebサイト(https://www.icetana.com/)をご覧ください。

株式会社マクニカについて

マクニカは、1972 年の設立以来、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。従来からの強みであるグローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、ロボットなどの分野で新たなビジネスを展開しています。「Co.Tomorrowing」をスローガンに、最先端のテクノロジーとマクニカが持つインテリジェンスをつなぎ、ユニークなサービス・ソリューションを提供する存在として、社会的価値を生み出し未来社会の発展へ貢献していきます。当社は、横浜に本社を構え、世界24か国/地域80拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。詳細はWebサイト(https://www.macnica.co.jp)をご覧ください。


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