使用済みランドセルのアップサイクルプロジェクトを開始 近畿大学経営学部生が若者目線で新商品を提案
近畿大学経営学部(大阪府東大阪市)キャリア・マネジメント学科准教授 松本誠一ゼミと、皮革製品メーカーの株式会社Askalカバン工房(愛知県一宮市)は、使用済みのランドセルに新たな価値を生み出すアップサイクルプロジェクトを開始します。令和5年(2023年)9月7日(木)に松本ゼミの学生24人が同社を訪問し、尾西商工会館にて、若者目線の新たなマーケティング、商品開発を提案します。
【本件のポイント】
●経営学部生が皮革製品メーカーと共同で使用済みランドセルのアップサイクルに取り組む
●アップサイクル製品の製作工房を見学することで、SDGsの取組みを体感する
●若者目線でランドセルリメイクの商品提案から開発、販売実践を行う
【本件の内容】
経営学部キャリア・マネジメント学科の松本ゼミでは、「価値共創マーケティング」を研究テーマとして、さまざまな企業や自治体と連携し、使用済み製品の再利用やアップサイクル活動に取り組んでいます。
今回は、使用済みランドセルのリメイクオーダーを年間約2万5,000件も受ける株式会社Askalカバン工房と共同研究契約を締結し、ランドセルアップサイクルプロジェクトを開始しました。プロジェクトのキックオフに際し、ゼミの学生24人がAskalカバン工房を訪問し、アップサイクル商品の製作工房を見学後、若者目線によるランドセルリメイク商品の開発提案発表会を実施します。今後、学生は商品開発だけでなく、販売イベントの開催等にも取り組み、価値共創とSDGsを実学で学びます。
【実施概要】
日時:令和5年(2023年)9月7日(木)13:00~17:00
場所:〈工場見学〉
株式会社Askalカバン工房(13:00~13:30)
(愛知県一宮市明地字西七丁原32-1、
名鉄バス26系統「蓮池」から徒歩約26分)
〈提案発表会〉
尾西商工会館 2階会議室(14:00~17:00)
(愛知県一宮市小信中島字川南36、
名鉄バス21系統「尾西庁舎」から徒歩約4分)
参加:近畿大学経営学部松本ゼミ生 24人
株式会社Askalカバン工房 代表取締役 大橋泰助
【株式会社Askalカバン工房】
皮革製品製造を目的に平成22年(2010年)創業。平成26年(2014年)に法人化。
使用済みランドセルを再利用したいというSDGsの観点から、平成29年(2017年)3月にランドセルリメイク事業を展開。現在では一般利用者だけでなく、百貨店やランドセルメーカーとも連携し、年間約2万5,000件のランドセルリメイク製品を製作している。
代表 :代表取締役 大橋泰助
事業内容 :ランドセルリメイク製品をはじめとする各種皮革製品製造・販売
所在地 :愛知県一宮市明地字西七丁原32-1
設立 :平成26年(2014年)
従業員数 :29人
ホームページ:https://askal.jp/
【関連リンク】
経営学部 キャリア・マネジメント学科 准教授 松本誠一(マツモトセイイチ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1219-matsumoto-seiichi.html