わたし、豊胸をしているんですが…将来、母になったとき、授乳に影響はありませんか?

豊胸か母乳育児。どちらを選ぼう……と悩んでいる人がいたら、ぜひ、このコラムを読んでもらいたいと思います。

「豊胸したバストで授乳しても赤ちゃんに影響はないの?」

「豊胸術の種類によっては危険なの?」

このコラムでは、そんな疑問にお答えします。

豊胸は妊娠や授乳に影響あるの?

若い頃に豊胸をした人が、30代になって結婚。「妊娠を考えているけれど、母乳で育てるのは怖い」と、悩むケースは少なくありません。

何が怖いのかを聞いてみると、以下のような質問が目立ちます。

母乳に異物が混ざりませんか?
母乳をつくるスペースはありますか?
脂肪が母乳に混ざることはありませんか?
妊娠しにくくなると聞きましたが本当ですか?

人工的なものがバスト内に入っていると、赤ちゃんに対して影響があるのでは…と考えてしまう気持ちはわかりますが、これらの質問に対する回答は「心配しなくても大丈夫!」です。

豊胸をしたからといって、妊娠しにくくなるとか、母乳に異常をきたすことはありません。

シリコン、脂肪注入、ヒアルロン酸、主な豊胸術の妊娠・出産への影響とは

母乳は乳腺でつくられ、乳管を通って排出されますが、豊胸術では乳管を触ることはありません。ですから、どの豊胸術を受けていたとしても、基本的には母乳育児しても大丈夫です。

ただし「絶対に安全ですか?」と聞かれたら、わずかでも考えられるリスクをお伝えしなければなりません。

各豊胸術における、妊娠や母乳育児へのリスクをまとめておきましょう。

シリコンバッグ挿入法と妊娠・授乳

バッグの破裂によるリスク

シリコンバッグは相当大きな衝撃を受けない限り破損することはありません。ただし、バッグには寿命があり、約10年を過ぎたバッグには破損の可能性があると考えてください。

とはいえ、古くなったバッグから内容物が少しずつ漏れ出しても、その内容物が母乳に混ざることはありません。しかし、バッグが自然に破裂している場合、炎症が起きている可能性があります。炎症が起きているときは、体は自己治癒力を発揮するために発熱したり、白血球の数を変化させるなどの異変が起こります。

ただ、外からみてもバッグの破損には気づけません。発熱があったり、バストに痛みを感じるようであれば、授乳をストップして医師に相談をしてください。

バッグを挿入してから10年以上経過している場合には、妊娠する前にバッグの抜去をおすすめします。

大きくしすぎたバスト、リスクはない?

どれだけバストを大きくしても、母乳をつくる機能そのものが失われることはありません。しかし、一般的な想像を超えるほど大きなバストにしてしまった場合には注意が必要です。

妊娠するとホルモンの影響でバストが大きくなります。母乳をつくるための乳腺も発達していくのですが、このとき、あまりに大きなシリコンバッグが入っていると、乳腺が十分に成長できなかったり、授乳中に乳腺炎を起こす可能性が出てきます。

また、そこまで大きなトラブルにならなくても、バストが張ったときの痛みを強く感じるかもしれません。

大きなバストアップを求める人には、医師からリスクの説明はあるはずです。妊娠を望んでいる人は、極端な豊胸はさけるべきでしょう。

脂肪注入法と妊娠・授乳

乳房マッサージで乳がんの疑惑が!?

自分の体の脂肪を使ってバストを大きくする「脂肪注入法」では、妊娠や授乳へのリスクはほとんどありません。

ただし、脂肪の注入方法が稚拙だった場合、しこりがバスト内にできていることがあります。自分では「豊胸術の名残り」だと認識できますが、助産師さんに乳房マッサージをしてもらうときに「乳がんの疑いがある」と言われてしまうかもしれません。

マッサージを受ける際には、豊胸経験があることを助産師さんに必ず伝えるようにしてください。

ヒアルロン酸と妊娠・授乳

バストの下垂や形の崩れが起きやすい!?

ヒアルロン酸が妊娠や母乳に悪影響を与えることはほとんどありません。ただし、私の個人的意見としては、ヒアルロン酸注入後、妊娠までは最低でも半年はあけたほうが良いと思います。

これは、バストの下垂や形の崩れを少しでも軽減するためです。

妊娠や授乳中はバストが大きくなり、断乳後には皮膚やクーパー靭帯が伸ばされて、多少なりともバストは下垂するものです。

これと同様のことが、ヒアルロン酸を注入したあとにも起きるからです。

つまり、妊娠期にヒアルロン酸がバストに残っていると、通常の妊娠した人のバストよりも、皮膚やクーパー靭帯が伸ばされることになります。

断乳する頃には、ヒアルロン酸は消失していますが、皮膚やクーパー靭帯は元には戻らず、バストが大きく下垂したり、ハリが失われることになるのです。

ヒアルロン酸注入法を行った場合は、半年以上経過し、もとのバストサイズに戻ってから妊娠したほうが、皮膚の伸びを倍増させずにすむのです。

理想的なバストには近づきたいけれど、赤ちゃんへの影響は避けたい

妊娠前に理想のバストをつくり、その後、赤ちゃんを産んで授乳もして、それでもきれいなバストを保つ。

これって、かなりハードルの高い要望です。

妊娠し授乳をすれば、ある程度、バストの形が変わってしまうのは避けられないからです。

では、どうすればいつでも美しいバストを維持できるのか。その答えが南クリニックで行っている「成長再生豊胸」になります。

授乳に対して、本当に信頼できるのは「成長再生豊胸」一択

バストの内容物はナチュラルそのもの

成長再生豊胸は異物を入れてバストを大きくする豊胸術ではありません。患者さん自身の組織を、バストの中で増やしていくという、これまでにない画期的な施術です。

成長期にバストが徐々に大きくなったように、もう一度、バストを成長させるのです。

当然ながら、バストの内容物も自然のまま。脂肪が9割、乳腺が1割の比率は保たれます。ですから「万が一、バッグが破れたら…」「しこりができて乳がんと間違えられたら…」といった心配を抱える必要はありません。

断乳後のバストの形を整えるには?

断乳後のバストの再生にも成長再生豊胸は活躍してくれます。下垂や形の崩れも、成長再生豊胸を行えば、ナチュラルに修正が可能です。

しかも、施術は注射のみ。施術時間は会計までを含めても1時間。当日からシャワーが可能で、生活は一切規制されません。

近隣の方なら、1時間と少しだけお子さんを預かってもらえれば、バストのリメイクができるのです。

南クリニック 院長:南晴洋
南クリニック 院長:南晴洋

南クリニック 院長:南晴洋

京都第二赤十字病院形成外科勤務、大手美容外科院長を経て1997年 南クリニック開業。創業以来、豊胸に力を入れている。注射で豊胸を行う「成長再生豊胸」を海外の学会でも発表。


AIが記事を作成しています