【名城大学】カーボンニュートラル実現に向けた学生アイデアコンテストの表彰式を実施

2024年度カーボンニュートラル実現に向けたアイデアコンテストの表彰式が3月14日、天白キャンパス共通講義棟北で行われ、大賞2件、優秀賞3件、敢闘賞7件の計12件の受賞者に賞状と副賞が授与されました。

名城大学ではカーボンニュートラルの実現に向け、プロジェクトを置き、日本や世界が掲げる目標に本学も寄与出来る様、各事業を展開しています。
このコンテストは同プロジェクトにて、カーボンニュートラルの実現に向け、学生・生徒・教職員の意識高揚や行動変化を促すことを目的に実施されました。
大賞2件とも、所属学部で学んだ内容を活かした視点と分析で受賞
大賞2件のうち、深田彩心さん(理工学部建築学科3年)を代表とするグループは、「ペリメーターゾーンを配慮した照明の消灯および調光」を提案。建築物の外壁や窓など外気温の影響を受けやすい空間の外周部分に自然光を活用し、部分消灯や調光をすることで消費電力を削減し、二酸化炭素排出量の削減につなげるものでした。もう1人の大賞受賞の木全美翔さん(理工学部建築学科3年)は、「デジタルサイネージの点灯時間変更による二酸化炭素排出量の削減」というアイデアで、学内に設置されているデジタルサイネージの点灯時間を、学生が多く集まる時間帯に限定することで、消費電力を効率的に削減し、二酸化炭素の排出量の減少に繋げるもので、いずれの提案も所属学部で学んだ内容を活かした視点や分析が含まれたものでした。


深田さんは「建築学科で学ぶ学生として、授業で学んだペリメーターゾーンとインテリアゾーンというものを活かして提案した。名城大学で学んでいる学生として、カーボンニュートラルに向けて、行動できる人間になりたい」と話し、木全さんは「デジタルサイネージの投影時間を短縮し、二酸化炭素の排出量を削減する提案をした。小さな積み重ねがカーボンニュートラルな社会へとつながると思う。これからも自分ができることを見つけ、持続可能な社会に貢献できるよう、学びを深めたい」と喜びと共に、抱負も述べました。
本学として、学生・生徒を含め、法人全体としてカーボンニュートラルの実現に向けた意識向上と行動の促進を継続します。
【各賞の受賞者と発表テーマ】


