大学病院の医師による健康セミナー「阪神沿線健康講座」第36～38回を開催！

2024-01-31 17:15

阪神電気鉄道株式会社（本社：大阪市福島区、社長：久須勇介）と学校法人兵庫医科大学（法人本部：兵庫県西宮市、理事長：太城力良）は、沿線住民の健康増進による沿線活性化を目的に、医療の最前線で活躍する医師がそれぞれの専門領域のテーマについて説明する「阪神沿線健康講座」を2015年から開催しています。
第36～38回となる今回は梅田・武庫川の各会場で開催します。また、3月16日の第37回・第38回は大阪梅田ツインタワーズ・サウス内の「梅田サウスカンファレンスルーム」で開催し、同会場には兵庫医科大学梅田健康医学クリニックによる「超音波検査体験コーナー（※先着順）」を出展いたします。いずれも参加費は無料です。

「阪神沿線健康講座」第36～38回のテーマ

◆第36回◆開催日時／3月2日（土）14：00～15：30
「ここまで来た！膵臓がん・肝臓がん・胆道がんの最新治療」
兵庫医科大学病院肝・胆・膵外科主任教授廣野誠子（ひろのせいこ）

（講師コメント）
膵臓がん、肝臓がん、胆道がんは完全に治すこと（完治）が難しい疾患です。膵臓がんと胆道がんの完治が可能な唯一の治療法は手術による切除のみですが、薬物治療や放射線を組み合わせた集学的治療が必要です。肝臓がんは、患者さんの肝臓の機能を計算したうえで治療法が決まります。兵庫医科大学病院では、膵臓・肝臓・胆道がんに対して、外科・内科・放射線科合同で、各患者さんにベストの治療方針を決めて、早急に治療を開始することで完治を目指しています。

会場

兵庫医科大学平成記念会館（武庫川駅西改札口より徒歩約3分）

定員

200名

◆第37回◆開催日時／3月16日（土）13：30～15：00
「知っておきたい消化管のはなし（1）食道と胃のはなし（2）腸のはなし」
（1）兵庫医科大学梅田健康医学クリニック講師中村久美子（なかむらくみこ）
（2）兵庫医科大学梅田健康医学クリニック助教西井謙夫（にしいのりお）

（講師コメント）
食道・胃・大腸といった消化管は食物の消化・吸収を司る臓器で、とても大切な働きをしています。また、高齢化社会を迎え、2人に1人ががんになるといわれていますが、大腸がんや胃がんなどの消化管がんは頻度が高い疾患です。早期発見することで、体に負担の少ない内視鏡治療で根治することができます。
今回の健康講座では、消化管の病気に対する予防や内視鏡検査を含めた最新の診断・治療法について、わかりやすく解説いたします。

会場

大阪梅田ツインタワーズ・サウス11階梅田サウスカンファレンスルーム
（阪神大阪梅田駅東口改札、百貨店口改札より徒歩約1分）

定員

150名

◆第38回◆開催日時／3月16日（土）15：30～17：00
「健康長寿に向けて今できること」
兵庫医科大学病院総合内科准教授長澤康行（ながさわやすゆき）

（講師コメント）
日本人の平均寿命は男性81歳女性87歳に対して、健康寿命は、71歳と73歳と大幅な違いがあります。つまり、男性で10年、女性では14年もの間、何らかの健康上の問題を抱えながら生きていかないといけないことになります。もはや単なる寿命では無く、健康寿命を長くしていくことが大事であることが判るかと思います。この健康寿命を守っていくために、できることするべきことを分かりやすく説明していきます。