医療VR、デジタル治療VRのジョリーグッドが10億円を調達!累計調達額は22億円に、体制拡充で事業加速へ
医療VRやデジタル治療VRを展開する株式会社ジョリーグッド(東京都中央区 代表取締役:上路健介)はこの度、第三者割当増資や資本性ローンなど合わせて計10億円の資金調達を行ったことを発表いたします。本調達の第三者割当増資(シリーズC)は、ジャフコ グループ株式会社、アクシル・キャピタル・パートナーズ有限責任事業組合、いわぎん事業創造キャピタル株式会社が引受先となります。今回の調達により、ジョリーグッドの累計調達額は約22億円になりました。
ジョリーグッドは、手術を術者目線で360度体験できるVR臨床教育プラットフォーム「オペクラウドVR」をはじめ、発達障害向けソーシャルスキルトレーニングVR「emou」、精神疾患向けのデジタル治療VRなど、VRとAIテクノロジーを本当に必要としている医療・障害者・精神疾患治療向けに開発、提供しています。今回の調達により、これらのVRサービスをさらに多くの医療従事者やコロナ禍で心が弱っている方々へいち早く届けるために、組織体制の拡充と事業スピードの加速を行なってまいります。
■第三者割当増資の引受先
・ジャフコ グループ株式会社 (ジャフコSV6投資事業有限責任組合、ジャフコSV6-S投資事業有限責任組合)
・いわぎん事業創造キャピタル株式会社(岩手新事業創造ファンド2号投資事業有限責任組合)
・アクシル・キャピタル・パートナーズ有限責任事業組合(アクシル・ライフサイエンス&ヘルスケアファンド1号投資事業有限責任組合)
<引受先各社のコメント>
■ジャフコ グループ株式会社 プリンシパル 松本 孝之様
「コロナ禍は医療現場の非常事態を招き、医療従事者を目指す学生の医療教育が困難を極めております。また社会変化に伴い精神疾患は増加傾向にあります。時代の転換点・困難な環境化に、次世代テクノロジーが普及し、次の時代を担うメガベンチャーは出現しますが、ジョリーグッドのVR・AIテクノロジーは正にど真ん中を突き進んでいる、と確信しました。上路さん率いる素晴らしいチームと、極めて意義のある社会課題に挑戦できることが叶い大変ワクワクしており、全力でサポートして参ります。」
■アクシル・キャピタル・パートナーズ有限責任事業組合 パートナー 五内川 拡史様
「今回、弊社はシリーズBに続く追加投資となりました。前回はVRによる臨床教育効果の「可能性」に期待しての投資でしたが、今回は未曽有のコロナ禍が降りかかる中で、まさにジョリーグッド社がそのVR技術とサービスを高度かつ迅速に展開し医療・障害支援の現場の期待に応えている、という「実績」に感銘を覚えて、追加投資を決めました。更に、同社のVR技術はデジタル・セラピーという新分野をも射程に捉えつつあるので、今後、精神疾患領域における予防・治療・患者支援や心理療法の方法等にも、多大なインパクトを与えるものと期待しております。」
■いわぎん事業創造キャピタル株式会社 代表取締役社長 稲垣 秀悦様
「特定の医師や看護師などが持つ技術やノウハウを、それぞれの視点ごとに視覚化、形式知化させたジョリーグッド社のVRは、将来の医療水準の向上を加速させるものと確信しております。加えて、現在開発中のDTxが上市されることで、同社がさらに飛躍されますよう大いに期待しております。弊社は今回の投資を通じ、代表の上路さんの出身地である岩手との結びつきを強化できるよう努めて参ります。」
■株式会社ジョリーグッドについて(https://jollygood.co.jp/)
ジョリーグッドは、高精度なVRソリューションと、VR空間のユーザー行動を解析するAIによる医療福祉向けサービスを開発するメディカルテクノロジーカンパニーです。VRやAIなどのテクノロジーにより、医療教育、障害者支援、精神疾患治療など、人の成長や社会復帰を加速し、医療の進化や人の生きがいを支えるサービスを様々な研究機関や企業の皆様と共に展開しています。
■オペクラウドVR〜VR臨床教育プラットフォーム(https://jollygood.co.jp/opecloud)
オペクラウドVRは、医療施設に高精細360度カメラとサーバーを常設してあらゆる症例を簡単に高精度VR化し、術者目線の技を360度視点で体験学習できるVR臨床教育プラットフォームです。
本サービスは、コロナ重症患者で需要が増した人工心肺ECMOのトレーニングや、臨床実習ツールとして日本医科大学、日本体育大学、国立がん研究センターへの導入の他、医療機器メーカーの安全教育など、医療技術を牽引する多様な機関で豊富な導入実績を誇っています。また先日、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の事業にも採択され、救急外傷系の3大医療学会とも連携した大規模事業で、全国の医療施設への一斉導入を加速していきます。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000111.000020924.html)
■発達障害向けソーシャルスキルトレーニングVR「emou」(エモウ)(https://emou.jp/)
emouは、学校生活や職場などの日常生活の中で欠かせないソーシャルスキル(※1)を、VRのリアルな空間内でトレーニングを行うことができる発達障害向け支援プログラムです。全国各地の就労移行支援機関、放課後等デイサービス、特別支援学級などで続々と導入が進んでいます。
※1:ソーシャルスキル:対人関係や集団行動を上手に営んでいくためのコミュニケーション力のこと
■精神疾患向けのデジタル治療VR (https://jollygood.co.jp/vrdtx)
ジョリーグッドが開発している認知行動療法VRは、従来の認知行動療法の構造をベースに、セラピーの中で行う考え方や場面の説明をVR化します。VRで様々な出来事や状況を当事者体験することで、場面イメージの齟齬を無くし、短時間で平準化されたセラピーの提供を実現します。
■多職種で人材大募集!新型コロナ予防補助制度を新設
ジョリーグッドでは、医療VR、デジタル治療VRの事業拡大に伴い、本格的な急成長フェーズでコロナ禍でも自分の可能性にチャレンジしたい仲間を募集いたします。日本の医療の進化をVR×AIテクノロジーで加速させたい営業職、セールスエンジニア、情報システム、営業事務、経理財務、総務、人事、IR、広報など、多様な職種で新しい仲間となる方々をお待ちしています。
またジョリーグッドでは、コロナ禍で社員の皆さんに安心してチャレンジしていただくために、業務上必要なPCR検査や社員のご家族まで含めたワクチン代を全額補助する「新型コロナ予防補助制度」を新設いたしました。コロナ禍でもご自身の可能性に安心してチャレンジしたい方の積極的なご応募をお待ちしています。
採用応募については下記サイトをご覧ください。
https://jollygood.co.jp/news/2569
■会社概要
株式会社ジョリーグッド(Jolly Good Inc.)
〒103-0006 東京都中央区日本橋富沢町10-13 &WORK NIHONBASHI 701
代表取締役CEO 上路健介
URL: https://jollygood.co.jp/
設立:2014年5月