ジョリーグッド、ハーバード大学附属病院と医療VRを共同開発!アメリカに本格進出へ
〜 ハーバード大学医学部准教授・大内啓医師がジョリーグッド医療顧問に就任 ~
株式会社ジョリーグッド(東京都中央区、代表取締役:上路健介、以下 ジョリーグッド)は、ハーバード大学附属病院であるブリガム・アンド・ウィメンズ病院(アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン、院長:Sunil Eappen、以下 BWH)と共同で救命救急VRを開発いたします。また、同時にハーバード大学医学部准教授の大内啓医師がジョリーグッドの医療顧問に就任し、アメリカの医療市場に本格参入を開始いたします。
ハーバード大学医学部は、北米の医療機関の中において、一般企業との共同研究実績が多く、研究後の社会実装への意識が高い医療教育機関の1つです。そのため、附属病院であるBWHが医療VRの教育効果検証、及び、効果検証後の北米での社会実装に向けた最適なパートナーであることから、今回の共同開発に至りました。
今後ジョリーグッドは、医療顧問の大内啓医師の指導・監修のもと、様々な診療科での実写医療VRを開発し、教育効果の検証まで共同で進めていきます。
■VRコンテンツ共同開発の様子
■北米の医療VRはCG系がメイン、制作コストが懸念に
医療用AR/VR市場規模は年々拡大しており、2027年には3.9兆円規模(*)になると予測されています。カテゴリーとしては、医学教育、治療、診断、リハビリの4つが主要分野となっており、その中でも医学教育の分野は大きなウェイトを占めていることから、教育向けの製品開発が世界中で盛んに行われています。
実際にアメリカでは、医療教育にてVR技術が活用されていますが、その多くがCGで制作されたVRコンテンツとなっており、リアリティが低いだけでなく、制作に膨大な時間とコストを要しています。そのため、進化の早い医療技術と多様な教育ニーズに対応することが困難になっています。
ジョリーグッドの医療VRソリューションは、医療従事者らが実写360度映像によるVR制作を自ら行うことが可能となっており、CGに比べリアルな臨場感を実現できることから、多様な教育コンテンツの量産が可能になっており注目が集まっています。
※:リサーチ会社Credible Markets調査結果参照(https://www.crediblemarkets.com/market-analysis/virtual-reality-in-healthcare-industry-market-355376)
■関係者コメント
<ハーバード大学医学部 救急医療、STRATUS Centerメディカルディレクター Dr. Andrew Eyre>
「VRは、医学教育・シミュレーションの将来において、確実に重要な役割を果たすと考えています。ジョリーグッドは、高品質で汎用性が高く、魅力的な素晴らしいプラットフォームを提供しています。ハーバードの学生がこのシステムを本当に価値あるものと感じることは間違いないでしょう。」
<プロフィール>
バーモント大学医学部で医学を学び、シミュレーションと医学教育に興味を持つ。ブリガム・アンド・ウィメンズ病院とマサチューセッツ総合病院を拠点とするハーバード提携救急医療研修所で研修した後、STRATUS/ブリガム・アンド・ウィメンズ病院で医療シミュレーションのフェローシップを修了し、MGH Institute for Healthで医療専門教育における修士号を取得。
<ハーバード大学医学部 救急医療 准教授/BWH救急部指導医/ジョリーグッド医療顧問 大内啓 医師>
「ジョリーグッドの実写VR技術とシンプルな遠隔再生操作技術に日本発祥ならではの技術の質の高さを実感しました。VR開発企業はアメリカにも多くありますが、日本特有の技術力の高さでアメリカの医療教育と患者さん向けVR医療技術を一新できるのではないかと思いました。その夢のような目標を技術と経験で現実にしていきたいと思います。」
<プロフィール>
医学論文70本以上執筆、ニューヨークタイムズ紙やタイム紙に掲載、ポールB・ビーソン老化研究キャリア開発新興リーダー賞(アメリカ国立衛生研究所)などを受賞、日本語の共書に救急医学・集中治療分野のアマゾン日本ベストセラー「緊急 ACP 悪い知らせの伝え方,大切なことの決め方(医学書院)」、「アメリカでお医者さんにかかる時の本 (保健同人社)」、「医療現場は地獄の戦場だった(ビジネス社)」などがある。
<株式会社ジョリーグッド 代表取締役CEO 上路健介>
「この度、医療の最先端が集まるボストンにて、北米医療を牽引するハーバード大学医学部の医師や専門家らと、医療VRを開発できることに、最高にワクワクしています。ジョリーグッドの高品質なVRソリューションにより、世界の医療格差を無くし、より均一で質の高い医療が世界中のそれを求める人に届くことを心から期待しています。」
■ブリガム・アンド・ウィメンズ病院について(https://www.brighamandwomens.org/)
ブリガム・アンド・ウィメンズ病院は、マサチューセッツ州ボストンを拠点とする世界有数の学術医療センターです。ブリガム病院は、ニューイングランド、米国全土、そして世界120カ国からの患者さんにサービスを提供しています。ハーバード大学医学大学院の主要な教育機関であるブリガム・アンド・ウィメンズ病院は、その優れた臨床技術を受け継ぎ、毎年成長を続けています。
■株式会社ジョリーグッドについて(https://jollygood.co.jp/)
ジョリーグッドは、高精度なVRソリューションと、VR空間のユーザー行動を解析するAIによる医療福祉向けサービスを開発するメディカルテクノロジーカンパニーです。VRやAIなどのテクノロジーにより、医療教育、障害者支援、精神疾患治療など、人の成長や社会復帰を加速し、医療の進化や人の生きがいを支えるサービスを様々な研究機関や企業の皆様と共に展開しています。
【企業理念】
テクノロジーは、それを必要とする人に使われて、初めて価値がある。
【ミッション・ビジョン・バリュー】
ミッション:『テクノロジーで人の成長を加速する』
ビジョン:『成長体験を増やし、人生を豊かなものに』
バリュー:『アップデートを楽しみ、本質と価値にこだわる』