プリンテッドエレクトロニクスの製品売上は2017年までに62億米ドル到達:NanoMarketsの予測
株式会社グローバル インフォメーションは、NanoMarketsが発行した報告書「Printed Electronics Version 3.0: A Market Forecast (プリンテッドエレクトロニクス version3.0:市場予測)」の販売を開始しました。
プリンテッドエレクトロニクス(PE)の大規模なリバイバルが進行中です。当調査レポートによれば、PEを活用した製品の売上額は2017年までに62億米ドルに達すると予測されています。
プリンテッドエレクトロニクスは元々、厚膜電子回路(PE V1.0)を意味していました。しかし10年ほど前に、もっと複雑な回路を印刷技術で作れれば、PEが巨大な新産業となり得るだろうというアイデアが生まれました。この初期段階のPE (PE V2.0)が立てた目標は野心的に過ぎたため、ユーザーの真のニーズに応えられるものとはなりませんでした。
NanoMarkets社は、最新段階のPE (PE V3.0)はエンドユーザーまでを含めてPEのバリューチェーンに属する全ての階層が協力し合っていることが特徴だと述べています。このPEではスマートパッケージングやスマートカード、インタラクティブ印刷メディア、使い捨て商品用電子回路、モバイル用およびテレビ用ディスプレー、照明、ならびにソーラーパネルへの注力がなされています。PEは一頃期待されたような巨大産業とはならないでしょう。PE V3.0はむしろ、いくつかの応用事例を実現に導く重要な要素となり、またそれ自体で高い利益を生むニッチ・ビジネスとなり得るでしょう。
売上額の点で最も重要なPE部品はディスプレーとバッテリーです。2017年にはそれら二つを合わせて販売額18億米ドルに上る生産量が予測されています。印刷バッテリーを電源とし、印刷製法によるディスプレーを実装したスマートカードがすでにeBayやMasterCardアカウントのセキュリティを強化するものとして実用されています。またほとんどの電子ブックリーダーの表示器前面部は印刷に似た製法で作られています。溶剤を用いた有機ELの製造法が数多く試みられており、NanoMarkets社ではこれが成功すればプリンテッド・ディスプレー市場は大きく飛躍するものと見ています。
PEを活用したスマートパッケージング市場も急拡大し、2017年までに6億米ドル以上の規模に達するでしょう。PE業界がスマートパッケージング分野に最も素早く、また最も利益の上がる形で参入できる方法は、ブランドイメージを強化でき、またブランドのセキュリティを守れる機能を提供して行くことだとNanoMarkets社は確信しています。薬剤のパッケージングも、西側諸国や日本の人口の高齢化が後押しをしており、長期的なビジネス機会となっています。
市場調査レポート: プリンテッドエレクトロニクス version3.0:市場予測
Printed Electronics Version 3.0: A Market Forecast
http://www.gii.co.jp/report/nan254447-printed-electronics-version-30-market-forecast.html
出版日: 2012年11月06日 発行予定
発行: NanoMarkets
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