【中学受験コンサルタント直伝】 齋藤達也著『１日10分で国語の成績が上がる！小学生の語彙力が伸びる「言いかえトレーニング」』2025年5月13日刊行

株式会社あさ出版（代表取締役：田賀井弘毅、所在地：東京都豊島区）は齋藤達也著『１日10分で国語の成績が上がる！ 小学生の語彙力が伸びる「言いかえトレーニング」』https://www.asa21.com/book/b659255.htmlを2025年5月13日（火）に刊行いたします。

中学受験で使われる国語の文章は大人向けの本から引用されることが多く、小学生には難しい言葉が含まれています。

具体的には、中学受験で求められる語彙レベルは公立高校受験とほぼ同等であり、小学６年生の時点で中学３年生と同じくらいの語彙力が要求されています。

そのため、文章題の正答率を高めるには、小学生の日常会話では使わないような言葉の意味やニュアンスまでも理解している必要があります。

本書で紹介する「言いかえトレーニング」では、語彙を意識的に広げることで、日常生活では身に付けきれない語彙をカバーできます。

保護者に役立つ、ChatGPTによる学習サポート方法も掲載。

読解問題に使用されているもともとの文章

語彙力のない子ども(小学生)には文章がこう見えている！これでは文章の意味を理解するのが困難。

単に単語を覚えるのではなく、知っている言葉に言いかえることで、その言葉の意味やニュアンスを自分なりにつかむことができ、語彙が増えていくのが、言いかえトレーニングの特長。

▲言葉の意味やニュアンスを自分なりにつかむ

国語が苦手なお子さんの「読めている」は、あくまで「音」として読めているだけであって「意味」として読めているわけではありません。

一方で国語が得意な子どもたちは、文章を読むときに、書かれている内容を自分の言葉で言いかえて理解しながら読み進めています。

「読むこと」と「理解すること」は別なのです。

イラスト：イケマリコ

また、「選択肢を２つまでは絞れるけれど、いつも最後で間違える」のは、言葉のニュアンスを正確に理解していないからです。

言葉のニュアンスはなんとなくでは身につきません。

だからこそ、言いかえトレーニングや雑談を通して語彙の学習をしっかり行い、こうした微妙な違いを理解できるようにすることが、テストでの正答率を高めるカギになります。

設問は、主に問題文の中で意味がわかりにくい部分に傍線が引かれ、その内容について問われる形でつくられます。

特に、「傍線部と同じ内容を問われる問題」ではわかりづらい表現や難しい言葉が含まれている箇所が狙われやすいです。

つまり、問題文を読まなくていいというわけでは決してないですが、日ごろから言葉を言いかえる習慣を身につけていると、選択肢を一目見ただけで解けてしまう設問も存在するのです。

語彙力が増えれば読解力も上がり、設問に正しく答える力も、記述を書く力も伸びていきます。

本書では、国語力を総合的にアップさせる「言いかえノート」のつくり方・活用術も紹介しています。

▲本書では言いかえノートのつくり方を詳しく紹介

第１章　国語力が上がれば、すべての科目の成績が上がる！
第２章　知っている単語の数を増やせば、国語力は伸びる
第３章　「言いかえトレーニング」で語彙力アップ！
　　　　　 読解力を支える語彙力の育て方
第４章　言いかえノートの活用法
第５章　音読でさらに語彙力と読解力を飛躍的に伸ばす！
付録　　 覚えておきたい最重要語句３００