三井住友建設、地図データを活用した営業支援システムを構築
日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町4-1、代表取締役社長 新宅 正明、以下日本オラクル)は、三井住友建設株式会社(本社:東京都新宿区西新宿7-5-25、代表取締役社長 友保 宏、以下三井住友建設)が日本オラクルの位置情報ソリューションを採用して営業支援システムを構築したことを発表します。
三井住友建設は、1941年(昭和16年)の創業以来、日本全国の土木・建築工事の施工事業に携わっていますが、創業当初から現在までの施工実績のデータベースを一元管理し、情報活用による営業力を強化するため、日本オラクルの位置情報ソリューション「Oracle Location-Based Servicesフレームワーク」を採用しました。これにより、これまでに施工した場所が地図上ですぐわかるだけでなく、各施工の工期、担当者、工事種別、工事概要などの情報を一括して確認できるため、リフォームやメンテナンス時期が即座にわかり、営業の効率化を促進することができます。また、災害時などにも、地図上で関連物件が一目瞭然となるので、迅速な調査・対応が可能です。
本システムの構築では、オラクル製品およびハードウェアを含めたシステム一式に関するインテグレーションをキヤノン販売株式会社(東京都港区港南2-16-6、代表取締役社長 村瀬 治男)が担当し、「Oracle Database 10g」および「Oracle Internet Application Server」、「Oracle Location-Based Servicesフレームワーク」のインプリ作業をキヤノンネットワークコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区港南2-12-23、代表取締役社長 吉野 博之)が実施しました。また、地図については株式会社昭文社の「ちず丸」をASPにて利用しております。
6万件の土木・建築工事のデータベースが登録されている本システムは、既存の受注データ、技術データなどを利用したことで、1ヶ月半という短期間で構築できました。三井住友建設では、今後、財団法人 日本建設情報総合センター(JACIC)が公表している自社物件の施工実績など、社外データベースも本システムに取り込むことで、さらなる営業力向上を目指します。
●「Oracle Location-Based Services フレームワーク」について
日本オラクルが開発した「Oracle Location-Based Services フレームワーク」は、位置情報を活用したシステム開発を支援するためのフレームワークで、ブラウザで地図をフリースクロールしながら物件の位置を検索する機能を提供します。このフレームワークは、既存のビジネスデータと位置情報を連繋させるシステムの開発を容易にします。
*フレームワーク:アプリケーションを開発する際に土台となる部分を構成する複数のソフトウェアやアーキテクチャ。
■本件に関する報道関係お問い合わせ先:
日本オラクル株式会社
コーポレート・コミュニケーション室 広報担当:野見山、玉川
TEL:03-6238-8395 E-mail:yuko.nomiyama@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press
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