BBT大学大学院 MBA修了生のキャリア調査 300万円以上の年収増加が約50%、70%以上がオンライン授業と実践的な学びがコロナ禍のビジネス環境で活かされていると回答

あらゆる年齢層に対し生涯に渡るリカレント教育を提供する株式会社ビジネス・ブレークスルー(所在地:東京都千代田区、代表取締役:柴田巌、以下BBT)が運営するビジネス・ブレークスルー大学大学院(学長:大前研一、以下BBT大学大学院)は、MBAプログラムの全修了生に対してキャリア調査を実施しました。オンラインでのBBT大学大学院での実践的な学びとMBA取得が年収を含むキャリアに好影響を与えたという調査結果についてレポートします。

(修了式で帽子投げをするBBT大学大学院修了生たち 2015年撮影)

BBT大学大学院は国内初のオンラインでMBAプログラムを学べる大学院として2005年に開学し、今年開学15周年を迎えました。「知的創造を礎に、国際的視野と開拓者精神を持ち、先駆者的指導者たらん人格を涵養し、世界社会に貢献する」という建学の精神のもと、開学以来1,400名近い修了生を送り出しています。

多くの修了生を輩出した背景には、BBTの独自のオンライン学習プラットフォームであるAir Campusにより、多忙なビジネスパーソンが時間と場所の制約にとらわれず学べる環境を提供したことが一つの理由です。また、過去の事例ではなく現在進行形の企業課題に取り組む独自のケーススタディRTOCS(Real Time Online Case Study)、一流実務家教員の個別指導の下で1年間かけて新規事業計画作成に取り組む卒業研究といったアウトプット重視のカリキュラムによって、起業や新規事業を創出できるイノベーション人材を育成してきました。

今回のキャリア調査では、BBT大学大学院での学びが修了生のキャリアにどのような影響を与えたかを調べるとともに、新型コロナウィルスの影響によりビジネス環境が激変する時代においてどのような人材の輩出ができたのかについて調査しました。BBT大学院が長年にわたり培ってきたオンライン教育の取り組みの成果が、オンライン教育の真の可能性について理解を深める一助になれば幸いです。

【キャリア調査手法】
調査対象:BBT大学院MBAプログラムの全修了生1,367人(2020年9月23日時点)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年9月23日(水)~2020年10月2日(金)
有効回答数:353、回答率:26%

【アンケート回答者情報】

【キャリア調査結果の概略】
・ 修了生の約80%に、キャリア面でのポジィティブな変化が認められた。
・ 「キャリア面でポジティブな変化があった」と回答した修了生において、最も多い具体的な変化は「年収の増加」であった。そのうち、約11%の修了生が「1,000万円以上」と回答した。次いで「業績・実績の向上」、「昇進・昇格」という回答が多数あった。また、「独立・起業」したと回答した修了生も14%いた。
・ 修了生の70%以上が「BBT大学大学院で学んだことが、新型コロナによる環境変化において活用できている」と回答した。  

■80%の修了生が「キャリア面でポジティブな変化があった」と回答
-「キャリア面でポジィティブな変化あり」と回答した人のうち98%が、その変化に対して「BBT大学大学院の学びが影響している」と回答した。

Q:修了後のキャリア面の変化について教えてください(N=353)

Q:BBT大学院の学びは、あなたの変化に影響を与えていますか?(N=282)

■「キャリア面でポジィティブな変化あり」と回答した修了生において、最も多かった具体的変化は「年収の増加」であった。次いで「業績・実績の向上」、「昇進・昇格」という回答が多数あった。また、「独立・起業」したと回答した修了生も14%いた。

Q: キャリア面で良い変化があった方は、具体的にどのような変化がありましたか(複数回答可、任意回答、N=283)

■「年収が増加した」と回答した人は、全回答者数のうち240人にのぼった。
-増加額は「100万円~299万円」が最も多く、「1000万円以上」と回答した修了生が11%いた。平均増加額は約400万円、約50%が300万円以上増加していた。

Q: 入学時の年収と比較して、現在の年収はどのように変化しましたか(N=240)

Q: 入学時の年収と比較して、現在の年収は変化しましたか?(N=353)

■修了生の70%以上が「BBT大学院で学んだことが、新型コロナによる環境変化において活用できている」と回答した。
-「活用できている」という理由については、以下の2つの意見が多かった。
① 現在進行形のケーススタディ(RTOCS:Real Time Online Case Study)や問題発見解決などの授業を実践で活用できている。
② オンライン上で学びがリモートワークでも応用できている。

Q:BBT大学院で学んだことが、新型コロナによる環境変化において活用出来ているでしょうか(N=353)

・「学習環境がリモートだったので、リモート環境への対応がスムーズだった。また、実際に会って話すのも大事だか、ITを活用して問題の本質以外のコストをそぎ落としたコミュニケーションができるようになったため、今の時代には非常に効率のよいビジネスコミュニケーションが発揮できている。」(2015年修了、40代男性)
・「卒業後、転職、渡米して現地法人を設立。アメリカは元々、リモートで働いている環境が整備されており、リモ ートが常識化されています。その中で、ビデオ会議やメール、ドキュメントなどBBTのAirCampus® でのやりとり、コミュニケーション力が非常に役に立っています。」(2015年修了、40代男性)
・「BBTでサイバーリーダーシップを鍛えられたため、在宅勤務の方が、却って成果を出しやすい。」(2010年修了、50代男性)
・「サイバー上での学びの経験から在宅勤務が多くなった中も、生産性を損なうこと無く仕事がこなせていると思います。特に当時の学習の中で自然と培った仲間やチームのコンディションをキャッチする力は大いに役に立っていると思います。」(2008年修了、50代男性)
・「RTOCSで訓練した思考パターンが、様々な状況に活用できる」(2007年修了、60代以上男性)
・「毎日がRTOCSの連続。とにかくその時に最善の答えを出し続けること。」(2012年修了、40代男性)

■MBAへの投資(学費や時間など)について、修了後5年以内で73%の人が回収できていると回答した。
-「回収できた」と回答した割合は全修了生では59%だったが、2015年までの修了生においては80%という高い数字を示した。

Q:MBAに投じたコスト(学費や時間等)に対するリターンは回収できましたか(N=353)

【BBT大学大学院について】
日本で初めて「オンライン学習」を取り入れた経営大学院として、2005年4月からオンラインMBAプログラムをスタートし、総計1,300名超の修了生を輩出。時間的・地理的条件に制約を受けない学習環境により、ダイバーシティによる学びを実現。さらに、世界的な経営コンサルタント大前研一をはじめ、高い実績をもつ実務家講師陣の知見を、実践的なカリキュラムとして反映。利便性に加え高い実践性を兼ね備えた"ビジネスパーソン・ファースト”な学習を提供。 https://www.ohmae.ac.jp/

【BBTについて】
グローバル環境で活躍できる人材の育成を目的として1998年に世界的経営コンサルタント大前研一により設立された教育会社。設立当初から革新的な遠隔教育システムによる双方向性を確保した質の高い教育の提供を目指し、多様な配信メディアを通じてマネジメント教育プログラムを提供。大学、大学院、起業家養成プログラム、ビジネス英語や経営者のための勉強会等多用な教育プログラムを運営するほか、法人研修の提供やTV番組の制作などあらゆる年齢層に対し生涯に渡る「リカレント教育」を提供する。在籍会員数約1万人、輩出人数はのべ約5万人以上。また、1,300社以上の企業に対して研修を提供。2013年10月のアオバジャパン・インターナショナルスクールへの経営参加を契機に、生涯の学習をサポートするプラットフォーム構築をグループ戦略の柱の1つとして明確に位置づけている。https://www.bbt757.com/

ジャンル:
調査
場所:
東京都千代田区
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