米国における代用甘味料の需要は、2015年に14億米ドル規模へ
株式会社グローバル インフォメーションは、ザ・フリードニア・グループが発行した報告書「Alternative Sweeteners (米国の代用甘味料市場)」の販売を開始しました。
米国における代用甘味料の需要は年率3.3%で拡大し、2015年には14億ドル規模に達する見込みです。この需要拡大を推進するのは、ステビア由来のリバウディオシドA(reb-A)など比較的新しい参入製品の普及です。
高甘味度甘味料(スクラロースなど)やポリオール類(ソルビトールなど)をはじめ、それ以上に成熟の進んだ市場セグメントは、依然として健全ではあるものの、控えめな需要増に留まるでしょう。
加工度の低い食材を好む市場の傾向が、十分に認知を得た甘味料の利用を後押しし、これが「天然成分」としての宣伝につながります。とはいえ、消費者の低カロリー食品・飲料嗜好は変わらず、アスパルテームなど万能性を持つ甘味料の普及は今後も継続するものと見られます。
高甘味度甘味料は、ソフトドリンク市場における不振にもかかわらず、代用甘味料市場において依然として最大の製品部門でありつづける見通しです。ダイエットソフトドリンクや卓上甘味料市場における優勢がその要因として挙げられます。
アスパルテームは、ダイエットソフトドリンク市場において首位を維持し、一方、卓上市場では、スクラロースが依然として市場の大半を占める見通しです。
これら2つの用途以外では高甘味度甘味料の使用量は僅かですが、他の市場においても健全な成長が予想されています。
市場調査レポート: 米国の代用甘味料市場
Alternative Sweeteners
http://www.gii.co.jp/report/fd227354-alternative-sweeteners.html
出版日 2011年12月
発行: The Freedonia Group
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