20-30代の中古ゴルフウェア購入率は年代別最多の3割以上ー2023年 中古ゴルフ用品とゴルフウェアの購入実態および購入意向ー

 GfK Japan(東京:中野区)は、2024年2月にゴルファー及びゴルフ関心層に対してその意識調査※を行い、調査結果から特徴的な傾向が見られた箇所を一部抜粋して2024年3月28日に公表した。

【概要】

 ・中古品の購入率はゴルフボール、ゴルフウェアと比較してドライバーが最も高く、全体の3割以上
 ・中古品のゴルフウェアを購入した割合は全体の2割以下と他の品目より低い
 ・中古品のゴルフウェアは20-30代の購入率が3割以上と他の年代と比べて突出して高い

【2023年 中古品の購入実態と今後の購入意向】

近年、ゴルフ用品業界において中古品の市場動向に注目が集まる中、直近の中古品の購入実態と今後の購入意向を明らかにするため、ラウンド経験者と練習経験者(2023年に練習のみ実施)に対して調査を実施した。
ドライバー・ゴルフボール・ゴルフウェアの3品目間で調査結果を比較したところ、2023年のドライバーの中古品購入率は3割以上と最も高い結果となった。この結果から、他の品目と比較して中古市場が受け皿として市場を支えていることが分かる。また、「中古品を購入していないが、今後は購入したいと思う」と回答した割合も2割以上となっており、ドライバー購入時の選択肢として中古品も検討する購買行動があることが伺える。
ロストボールの販売が中心となるゴルフボールにおいても、ドライバーと比較して中古品の購入率は低いものの、同様の傾向となった。一方で、ゴルフウェアは他の品目よりも中古品の購入率が2割以下と他の品目より低い結果となった。

【中古品ゴルフウェアの購入実態における年代別の特徴】

2023年にゴルフラウンドを行ったラウンド経験者に対しては、中古品の購入実態と今後の購入意向を更に紐解くため、年代別で特徴が見られるかを調査した。
中古品のゴルフウェアにおける年代別の調査結果を比較した結果、50代以上は「中古品を購入しておらず、今後も購入したいと思わない」の回答者が8割を超える一方で、20-30代は同回答者が半数以下と大きな違いが見られた。この結果から、20-30代の若年層は他の年代と比較して中古品のゴルフウェアを購入することに対する抵抗が少ないと見られる。しかしながら、20-30代は「中古品を購入したが、今後は購入したいと思わない」と回答した割合も2割以上と相対的に高い結果となった。

※ GfK 2023年 ゴルファー基礎動向調査 調査概要
  ■調査期間:2024年2月
  ■調査地域:全国
  ■調査対象:ゴルフに興味関心がある人
 (ラウンド経験者/ラウンド未経験で練習場経験者/今後やってみたいと思っている人)
        20才~79才の 男女 3,000名
  ■調査方法:インターネット調査
  ■主要調査内容:ゴルフに興味を持ったきっかけ / ゴルフの魅力/ゴルフのマイナス面 / ゴルフ関連動画の視聴状況 / ゴルフ用品販売店舗の認知率 / 購入したゴルフ用品 / 購入プロセス / 商品を知ったきっかけ / 参考にしている情報源 / 購入したゴルフウェアの形 / 中古用品購入経験と今後の購入意向 / メインで使用しているブランド(ドライバー、アイアン、シャフト、ボール、シューズ、シャツ)など 


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