第21回 齋藤秀雄メモリアル基金賞 受賞者決定 上野 通明(チェロ)/沖澤 のどか(指揮)
公益財団法人ソニー音楽財団(所在地:東京都千代田区、理事長:水野 道訓、英文名称:Sony Music Foundation)は、第21回(2022年度) 齋藤秀雄メモリアル基金賞 チェロ部門受賞者を上野 通明(うえの みちあき)氏、指揮部門受賞者を沖澤 のどか(おきさわ のどか)氏に決定いたしました。
受賞の言葉(上野 通明 氏、沖澤 のどか 氏)
上野 通明 氏
「この度、チェリストであれば誰もが深い敬意と憧れを抱く『齋藤秀雄メモリアル基金賞』を受賞させていただく事となり、大変光栄に思うと同時に、この素晴らしい賞の重さに身の引き締まる思いです。
幼い頃から沢山の方々のご指導、ご協力、応援のおかげでこの度の受賞となりました。皆様への感謝の気持ちを忘れずに活動の原動力とさせていただきます。そしてこの尊い賞の名に恥じぬ様、好奇心と挑戦を大切にしながらこれからも常に進化し続け、自分の音と音楽を一生磨き極めてゆきたいです。その事がいつか様々な形で皆様への貢献となり、少しでもご恩返しができます様、益々気を引き締めて精進してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」(抜粋)
沖澤 のどか 氏
「この度は、栄えある齋藤秀雄メモリアル基金賞にご選出くださり、誠にありがとうございます。
齋藤 秀雄先生の教えが日本の、そして世界の音楽家に深く根付き、躍動していることは、直接教わることの叶わなかった私の世代も身をもって感じています。私がドイツに渡って8年が経とうとしていますが、ヨーロッパを中心に活動しているからこそ感じるのは、日本はすでにクラシック音楽の本場であるということです。それは齋藤 秀雄先生が礎を築かれ、小澤 征爾先生をはじめとするお弟子さんたちが世界へ羽ばたき、日本で次世代に還元されるという素晴らしい由緒あってのことで、当たり前に享受できることではないといつも心に留め、これまで自分が音楽家として生きることだけに必死だった私も、次の世代へ何を残せるか自問しながら、精進して参ります。」(抜粋)
受賞の言葉全文、選考委員による贈賞の言葉、および受賞者プロフィール:
https://www.atpress.ne.jp/releases/346633/att_346633_1.pdf
齋藤秀雄メモリアル基金賞について
公益財団法人ソニー音楽財団(英文名称:Sony Music Foundation)は、2002年に「齋藤秀雄メモリアル基金賞」を創設しました。この「齋藤秀雄メモリアル基金賞」はチェリスト・指揮者・教育者として高名な故・齋藤 秀雄(1902-1974)氏に因むものです。
齋藤秀雄メモリアル基金賞URL: https://www.smf.or.jp/saitohideo/
主催 :公益財団法人ソニー音楽財団(Sony Music Foundation)
特別協力:公益財団法人サイトウ・キネン財団/
セイジ・オザワ 松本フェスティバル実行委員会
名称
齋藤秀雄メモリアル基金賞
選考対象
・音楽芸術文化の発展に貢献し、将来一層の活躍が期待される、若手チェリスト、指揮者。
・チェリストと指揮者を各々年度(4月1日から翌年3月31日)に1人顕彰することを原則とする。但し、適切な該当者がいない場合は顕彰しない。
選考方法
音楽関係者からの意見等を参考に、選考委員会で選考委員が候補者を選出し、全員で選考のうえ受賞者を選定し、理事会において決定する。選考委員会は、顕彰年度の上半期(4月1日から9月30日)に開催することを原則とする。
名誉顧問
小澤 征爾 氏(指揮者)
選考委員
選考委員長 :水野 道訓(ソニー音楽財団 理事長)
永久選考委員 :堤 剛 氏(チェリスト)
任期制選考委員:片桐 卓也 氏(音楽ライター)
柴田 克彦 氏(音楽評論家)
沼尻 竜典 氏(指揮者)
賞
・楯
・賞金 当該年度毎に1人500万円(総額1,000万円)
受賞者発表時期・方法
顕彰時期を考慮して、当該年毎に適切な発表時期を定める。
受賞者はマスコミ、当財団ウェブサイトでも公表する。
顕彰時期
当該年毎に適切な時期を定める。
これまでの受賞者
財団概要
名称 : 公益財団法人ソニー音楽財団(Sony Music Foundation)
理事長: 水野 道訓
設立 : 1984年10月2日
所在地: 〒102-8353 東京都千代田区六番町4-5 SME六番町ビル
URL : https://www.smf.or.jp/