リブランディング10年目の更なるブランド力向上を後押し! エイトブランディングデザインが創業112年の料理道具屋 「釜浅商店」の建替新築ビルを全面サポート!
ブランディングデザイン、サイン・グラフィックデザインを担当。 10年築いた信頼のパートナーシップで老舗ブランドの未来をつくる
「ブランディングデザインで日本を元気にする」をコンセプトに活動する株式会社エイトブランディングデザイン(東京都港区、代表:西澤 明洋)は、「良い道具には良い理(ことわり)がある」を理念とする合羽橋の料理道具専門店 釜浅商店(東京都台東区、代表取締役:熊澤 大介)が2020年8月7日(金)にオープンした建替新築ビルのブランディングデザインを手掛けたことをお知らせいたします。
明治41年創業以来、100年以上にわたって良質な料理道具を提供する「釜浅商店」。エイトブランディングデザインでは2010年より同社のブランディングデザインに携わり、戦略立案やコンセプト開発、ブランドロゴ、ショップツール、インテリア、WEB、ムービーなど、トータルでデザインを担当し、その後10年にわたってブランドづくりを伴走し続けてきました。
今回、釜浅商店が東京合羽橋に2棟構えるビルのうち1棟の建替新築を行うにあたり、ブランディングデザイン、サイン・グラフィックデザインを手掛けさせていただきました。リブランディング当初の想いを踏襲したデザインにすることで、ブランドコンセプト「良理道具」の伝達を加速させ、合羽橋の新たなランドマークを目指すことを目標に掲げた釜浅商店のさらなる進化を後押しすることを目指しています。
施設概要所在地 : 〒111-0036 東京都台東区松が谷2-24-1
(営業時間 10:00~17:30 ※年中無休/年末年始を除く)
WEBサイト : http://www.kama-asa.co.jp
公式オンラインショップ: https://kama-asa.com/
新ビル・デザインについて
新築ビルの建築設計は、2011年のリブランディング以降お店のアイコンとなっている大きな黒暖簾はそのままに、外観や内装デザインをブランドカラーである黒で統一しています。1階は一般のお客様向け、2階は専門性の高いプロ向けの庖丁売り場となっており、初めて来たお客様でもゆっくり見ていただけるようシンプルさを極めた広々としたデザインとなっています。
顧客をナビゲートするサインデザイン
エイトブランディングデザインが担当したサイン・グラフィックデザインでは、「良理道具とお客様の大切な出会いを導く」をデザインコンセプトとしています。ロゴの入った印象的なファサードの黒暖簾をアイコンに、店内の誘導やPOPサインにも「暖簾サイン」を展開することで、店舗全体に一体感を持たせています。さらに、お客様の導線を意識した下記の3段階に分けた構成にすることで、どこにどんな商品があるのかをお客様に理解していただくナビゲートとしての役割も果たしています。これによって、初めて釜浅商店に訪れた人でも商品を選びやすく、また商品への理解を深めてもらうと共に釜浅商店のスタッフの手助けにもなるようなサインとなっています。
協力会社
インテリア設計:株式会社KAMITOPEN一級建築士事務所
商業施設・学校・住宅(新築/リノベーション)など、国内外の幅広い分野で設計デザインをおこなっている。JCDデザインアワード銀賞、SDA賞最優秀賞、AICAコンテスト最優秀賞、IDA(アメリカ)金賞、国際インテリアアワードAPIDA(香港)優秀賞をはじめ、受賞多数。
釜浅商店の2011年のリブランディングでも店舗設計を担当。
http://kamitopen.com/
建築設計:長沼アーキテクツ株式会社
「建築とお金をデザインする」会社として、建築設計とファイナンシャルプランニングを一体的なサービスとして提供し、個人の住宅から法人の事業施設まで、さまざまな建築のデザインを行う。住宅ローンや事業性融資などの資金調達や、個人のファイナンシャル・プランニングや法人の事業計画のサポートなど、お金のデザインにも取り組む。
https://www.hnaa.jp/
不動産コンサルティング:創造系不動産株式会社
不動産コンサルタント・高橋 寿太郎氏が代表取締役を務める不動産仲介・建築不動産コンサルティング会社。不動産の仲介業務と、建築家・デザイナーとのコラボレーション案件を多く手がける。
https://www.souzou-kei.com/
釜浅商店のブランディングデザインのはじまり
2011年のリブランディング前、釜浅商店のある東京・合羽橋道具街は、BtoB向けの料理にまつわる卸業態が軒を連ねる道具街でしたが、通信販売やインターネットの台頭により訪れる人が減り、売上がピーク時より半減してしまっている状況でした。そこで合羽橋道具街の活気を取り戻すことを目標に掲げ、BtoBから、BtoB+C業態へ転向するリブランディングを行いました。リブランディング後の釜浅商店は2018年にはパリに支店出店、売上もブランディング以前から倍増するなど躍進を続けています。
〈ロゴデザインに込めた想い〉
釜浅商店の名前はもともと、浅草の釜屋であったことが由来となっています。ロゴデザインではそんな釜浅商店のアイデンティティである「釜」に注目し、漢字の部首の「なべぶた」から着想を得て「釜ぶた」を考案、具現化しています。また、漢字をそのままロゴデザインに添えることで、海外からくるお客様へ日本の伝統文化の豊かさを伝えたいという想いも込められています。
釜浅商店 熊澤社長と二人三脚で歩んだブランディングデザインの実践を動画で解説
エイトブランディングデザイン代表西澤 明洋が講師を務めるオンラインセミナー「できる!デザイン経営塾」では、釜浅商店代表取締役の熊澤 大介氏をゲストにお迎えし、ブランディングデザインのきっかけや実行にいたるまでを熊澤氏のリアルな経験をもとに解説しています。
YouTube URL: https://youtu.be/IFC4CURsLe8
エイトブランディングデザインについて
エイトブランディングデザインは「ブランディングで日本を元気にする」をコンセプトに、ブランディングデザイン活動のパイオニアとして、企業のブランド開発、商品開発、店舗開発など幅広いジャンルでのデザイン活動を行っています。
WEBサイト: http://www.8brandingdesign.com
〈ブランディングデザイナー 西澤 明洋〉
1976年滋賀県生まれ。株式会社エイトブランディングデザイン代表。独自のデザイン開発手法「フォーカスRPCD(R) 」により、リサーチからプランニング、コンセプト開発まで含めた、一貫性のあるブランディングデザインをこれまでに100案件以上手がける。主な仕事にクラフトビール「COEDO」、抹茶カフェ「nana’s green tea」、サンゲツ「WARDROBE sangetsu」、博多「警固神社」など。グッドデザイン賞をはじめ、国内外100以上賞を受賞。BBTオンライン講座「ブランディングデザイン」講師。著書に『ブランドをデザインする!』など。NHKworld『great gear』出演