日本オラクル、J2EE、Webサービス開発支援のための統合開発ソフトを提供開始

日本オラクル株式会社（本社：千代田区紀尾井町4-1、代表取締役社長：新宅正明）は「Oracle9i JDeveloper」の製品機能などを評価・検証するための「早期アクセス・プログラム」を2002年1月28日より「Oracle Technology Network Japan」にて実施することを発表いたします。

「Oracle9i JDeveloper」は、Java2 Enterprise Edition (J2EE)アプリケーションやWebサービスを開発し、スケーラブルかつハイパフォーマンスなシステムの構築を強く支援するJava/XML/SQL統合開発ツールです。インターネット標準の様々な機能を取り入れ、実際にシステムを構築するために必要な機能は何かを追究し、その結果をJava開発ツールに取り入れた先進的なソフトウェアです。「Oracle9i Database」と「Oracle9i Application Server」をベースとしたJ2EE開発効率を大幅に向上します。

「Oracle9i JDeveloper」早期アクセス・プログラムでは、オラクル技術者向けコミュニティサイト「Oracle Technology Network Japan（以下、OTN-J）」会員を対象に、正式出荷前の製品の評価・試用を目的として、ソフトウェアを本日より無償提供いたします。本プログラムの実行により、さらなる機能追加・改善の要求を広く収集し、より良い製品作りに活かしていきます。

「OTN-J」では、「Oracle9i JDeveloper」ソフトウェアのダウンロードだけではなく、インストール・ガイド、チュートリアルといった技術情報の提供をはじめ、専用のディスカッション・フォーラムを設置し、開発者の交流の場として情報交換や問い合わせが可能です。ユーザーは、このディスカッション・フォーラムにてフィードバックを行うと、OTN-Jポイントバック・プログラムによって様々なプレゼントを得ることができます。

◆「Oracle9i JDeveloper早期アクセス・プログラム」に関するホームページ
「Oracle Technology Network Japan」 http://otn.oracle.co.jp/
※ Oracle Technology Network Japan への参加（会員登録）は無償です。

「Oracle9i JDeveloper 製品情報」
　ソフトウェアのダウンロードおよび技術資料、チュートリアルの公開
http://otn.oracle.co.jp/products/itools/9i_jdev_eap/

「9i JDeveloperの部屋」
　情報交換のためのディスカッション・フォーラム
http://otn.oracle.co.jp/forum/discussions_9i_jdev_eap.html

■本件に関する報道関係お問い合わせ
日本オラクル株式会社 広報部 玉川
プレスルーム　http://www.oracle.co.jp/press/

Oracle9iはOracle Corporationの商標または登録商標です。
OracleはOracle Corporationの登録商標です。
その他の企業名、製品名ならびにサービス名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

参考資料
「Oracle9i JDevloper」の特長

J2EE対応（Java/XML/SQLによる統合開発環境）
開発ライフサイクルの完全サポート
開発フレームワークの提供
○J2EE対応
アプリケーションの標準技術であるJava、データ記述としてXML、データ・アクセスとしてSQLを使用したJ2EE開発をEnd-to-Endでサポートします。アプレットやアプリケーション、JavaServer Pages(JSP)によるクライアント開発から、JavaBeans、Enterprise JavaBeans(EJB)を用いたサーバー側の開発を、多彩なウィザード、構文ハイライトや構文チェック機能を搭載したエディタなどで簡単におこなうことができます。

○開発ライフサイクルのサポート
『設計〜コーディング〜デバッグ〜チューニング〜配布〜保守』といった開発
ライフサイクルをトータルにサポートします。設計において、オブジェクト指向開発におけるモデリング手法として注目を浴びているUMLモデリングをサポート。ローカル・リモート・分散環境において使用可能なデバッガと、Javaコードの分析・チューニングが簡単におこなえるプロファイラおよびコード改善アドバイザ機能を提供します。Oracle9i Application ServerをはじめとしたJ2EE準拠のアプリケーション・サーバーに対してのアプリケーション配布をワンクリックで簡単におこなえ、さらに保守といった面でソースコード管理の機能も提供します。

○開発フレームワークの提供
スケーラブルでハイ・パフォーマンスなJ2EEアプリケーションを簡単に開発するためにBusiness Components for Javaと呼ばれるJ2EEフレームワークを提供します。このフレームワークはJ2EEデザイン・パターンに準拠したデータアクセス・フレームワークで、使用するデータをウィザードで指定するだけでオブジェクト/リレーショナル・マッピングを実現したコードが自動生成されます。これにより開発者は独自開発、フレームワークを用いた開発と目的に応じて自由な開発スタイルを選択することができます。

さらに先進のWebサービスを実現するためのウィザード機能や、MVCモデルに対応した先進のWebアプリケーション・フレームワークの提供など、さまざまな新機能を満載のOracle9i JDeveloperをぜひこの機会にお試し下さい。