佐賀県初!江北町「動くコンテナホテル」が 2022年5月30日(月)オープン  同町と災害協定を5月12日(木)に締結

~締結式終了後、「HOTEL R9 The Yard 江北」にてオープン前施設見学会を開催~

株式会社デベロップ(本社:千葉県市川市、代表取締役:岡村 健史、以下「デベロップ」)は、災害などの有事に被災地に駆けつけ「レスキューホテル」となるコンテナホテル「HOTEL R9 The Yard 江北」を5月30日(月)に佐賀県江北町にオープンします。またオープンに先立ち、5月12日(木)にレスキューホテルの出動に係る佐賀県初の災害協定を江北町と締結します。

HOTEL R9 The Yard シリーズ 外観(画像は中津店)

ホテル開業の背景および佐賀県江北町との災害協定締結の経緯

県内初出店となる「HOTEL R9 The Yard 江北」が所在する江北町は、佐賀県の中央部に位置します。佐賀県と長崎県を繋ぐ国道34号と207号の分岐点でもあり、県内外からのアクセスが良好です。
国道34号沿いに所在する当ホテルは、JR長崎本線・佐世保線「肥前山口駅」より徒歩7分、有明海沿岸道路「芦刈IC」より車で9分と至便なアクセスを有します。付近に多数集積する工場へのアクセスも良く、ビジネスの拠点として快適にご利用いただけます。
さらに当ホテルは自然災害など有事には災害拠点としての機能を担います。災害の発災時には、すみやかに安全な場所へ出動し、必要とする方へ個室空間を提供します。客室の仕様変更を施すことで、目的に応じた多様な使い方ができるなど、災害発生時の柔軟性にご期待いただき、今回の協定締結に至りました。有事の際は佐賀県唯一のレスキューホテル出動拠点として、町内外へ迅速な出動ができるよう体制の整備に努めます。

HOTEL R9 The Yard 江北 施設情報

施設名    : HOTEL R9 The Yard 江北
         (ホテル アールナイン ザ ヤード コウホク)
施設場所   : 佐賀県杵島郡江北町佐留志2085-1
アクセス   : お車 有明海沿岸道路 芦刈ICより車で9分
         電車 JR長崎本線・佐世保線 肥前山口駅より徒歩7分、
            タクシーで2分
敷地面積   : 2,291m2(693坪)
オープン日  : 2022年5月30日(月)
予約受付開始日: 2022年5月23日(月)15時予定
ホームページ : https://hotel-r9.jp/hotels/kouhoku/

客室名、定員、室数、広さおよび料金

ダブルルーム2名/25室(13m2)1名 5,000円/泊~ 2名 7,000円/泊~
ツインルーム2名/5室(13m2) 1名 5,000円/泊~ 2名 8,000円/泊~

災害協定締結式について

日時 :2022年5月12日(木)11時00分~11時20分
場所 :江北町公民館 2階 講座室
出席者:山田 恭輔 江北町長、岡村 健史 デベロップ代表取締役、他

オープン前施設見学会について

日時     :2022年5月12日(木)11時30分~12時00分
場所     :HOTEL R9 The Yard 江北(江北町佐留志2085-1)
        ※江北町役場より車で3分
申込方法   :事前申込制(「施設見学会申し込み書」参照)
施設見学対象者:報道関係者

災害時には避難所等になるフェーズフリーのホテルで備えない防災を

デベロップが運営する「HOTEL R9 The Yard(ホテル アールナイン ザ ヤード)」シリーズは、斬新な外観と上質な空間を持ち合わせたコンテナホテルです。
建築用コンテナモジュールを利用した独立客室は、隣室と壁を接しないため静粛性とプライバシー性に優れます。13m2の室内には、良質なベッド、ゆったり使用できるユニットバス、冷凍冷蔵庫、電子レンジ、加湿空気清浄機を備え、上質な宿泊空間を提供します。そのため長期滞在でも快適に過ごせるとお客様の好評を得て、全国49店舗1,648室(開業準備中店舗含む)を展開しています。
また、有事の際には客室をすみやかに被災地へ移設し避難施設等にご利用いただく「レスキューホテル」としての役割を担うことで、災害に強い社会をつくり、未来の命や暮らしを守ることを目指します。尚「動くホテル」「レスキューホテル」との語および、それらの関連標章※は、各々、末尾のとおり、商標登録をしております。

ホテル アールナイン ザ ヤード シリーズ ブランドページ: https://hotel-r9.jp/brands/theyard/
レスキューホテル ウェブサイト: https://www.dvlp.jp/lp/rescue_hotel

客室(ダブルルーム)
客室(ユニットバス)

東日本大震災の経験をもとに実現。レスキューホテル誕生の経緯

2011年の東日本大震災では、コンテナ型備蓄倉庫や復興従事者用宿泊施設の建設などで震災後間もなく現地に入りました。被災地の方が多くの避難所で生活に大きな負担を強いられている状況を目の当たりにし、発災後に安心安全なプライベート空間を迅速かつ簡便に提供したいという想いで誕生したものがレスキューホテルです。
動くホテルの1例目として、宮城県石巻市で復興従事者用宿泊施設として利用されたコンテナを栃木県佐野市に移設し2017年10月「HOTEL R9 SANOFUJIOKA」としてリニューアルオープン。
その後、更なる移設性を高めるべく1台1客室型に改良、2018年12月「HOTEL R9 The Yard(ホテル アールナイン ザ ヤード)」シリーズ1号店が栃木県真岡市にオープンしたことを皮切りに本シリーズを全国各地へ展開。全国どこへでもすみやかにレスキューホテルが駆けつける体制づくりを目指します。

レスキューホテル出動実績

2020年4月に長崎クルーズ船内における新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてレスキューホテル初の有事出動を行いました。その後、東京都三鷹市および東京都千代田区、都内民間病院へPCR検査体制強化のために出動。空調を完備した客室は、季節や天候等に関係なく診療活動を行うことができ、医療従事者の負担軽減のために利用されました。
2021年12月に栃木県へ新型コロナ第6波およびオミクロン株の感染拡大対応のために臨時医療施設として126室を出動。さらに2月より、千葉県と東京都の臨時医療施設の付帯施設として計21室が利用されています。レスキューホテルは、1台1客室の独立した客室構造により、宿泊施設としてだけでなく診察室やナースステーション等にも活用可能なことから、自治体や民間の病院の有事インフラとして地域医療に貢献する機会が増えています。

レスキューホテル出動の様子
レスキューホテル設置の様子

■レスキューホテルは「日常時」と「非常時」のどちらにおいても役に立つ商品として「フェーズフリー認証」を取得しています。

災害時の備えを全国へ展開し、強靭なまちづくりに貢献~SDGsの取り組み~

レスキューホテルは、「SDGs事業認定」を取得しています。災害時の備えとして自治体との協定締結の輪を広げ、各自治体のBCP(事業継続計画)に寄与し、持続可能な開発目標の達成に貢献します。

運営会社

会社名   : 株式会社デベロップ
代表者   : 代表取締役 岡村 健史
所在地   : 千葉県市川市市川一丁目4番10号
設立    : 2007年2月
事業内容  : 建築・不動産事業、エネルギー事業、ホテル事業、
        施設管理事業、資産運用代行事業
ホームページ: https://develop-group.jp

※「レスキューホテル The Yard(商標 第6240114号)」、「災害支援型レスキューホテル(商標 第6394774号)」、「医療従事者支援型レスキューホテル(商標 第6394775号)」その他「レスキューホテル」の語を用いた商標、並びに「動くホテル The Yard(商標 第6240108号)」その他「動くホテル」を用いた商標は、当社の登録商標です。

客室(ツインルーム)
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