岡山理大 初の星空正案内人誕生/生物地球学科の川原さん 「多くの人に星空の魅力を伝えたい」
星空案内のエキスパート「星空案内人」の正案内人に、岡山理科大学(岡山市北区理大町)生物地球学部生物地球学科4年川原吉惠(かわはら・きえ)さんが認定されました。正案内人の誕生は理大で初めてです。同学科3年野町美月(のまち・みづき)さんは準案内人に認定され、2019年2月21日、学長室で認定書の授与式がありました。準案内人は野町さんが23人目です。
川原さんは、岡山県立倉敷青陵高校3年に在学中、準案内人の認定を受けており、「正案内人になりたくて理大に進みました。やっと取れました」と満面の笑顔です。4月からは倉敷市内の繊維関係会社で働きますが、「機会があれば、プラネタリウムでより多くの人に星空の魅力を伝えていきたい」と目を輝かせます。野町さんは「次は正案内人目指して頑張りたい」と意欲満々です。
指導教員の加藤賢一教授は3月退官で、「退官記念の素晴らしい贈り物になりました」と喜び、星空案内人の実施担当責任者の福田尚也准教授は「今後も正案内人を目指す人が育ってくれるとうれしい」と期待しています。
星空案内人は「星空案内人資格認定制度運営機構」の承認を受けた大学や科学館、博物館などが認定。正案内人になるには、天体観望会を自ら企画・運営したうえで、参加者アンケートの結果が良好である必要があります。川原さんは2018年9月、大学内で約40人を集めて観望会を開催し、参加者に好評でした。
【岡山理科大学について】
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1964年、西日本初の理学部単科大学として応用数学科、化学科の2学科で開学。 2018年には愛媛県今治市に第2キャンパスを設け、西日本の私学で初の獣医学部を開設。7学部21学科1コースとなりました。「好奇心全開、探究心無限大」をキャッチフレーズに多彩な研究に取り組んでいます。
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