Webコンテンツ管理システム「WebコアCMS」のSaaS提供開始

株式会社ジー・サーチ(本社：神奈川県川崎市、代表取締役社長：齋藤 孝、以下 ジー・サーチ)は、2023年7月12日より、Webサイト利用者へのサービス向上とWebサイト運営の効率化を実現する「WebコアCMS」(ウェブ　コア　シーエムエス)のクラウドサービス「WebコアCMS SaaS」の販売を開始いたします。

「WebコアCMS」は、Webサイト上で公開するすべてのコンテンツの一元管理およびWebサイトの運用を行う、当社が開発したWebコンテンツ管理システム(CMS)(注1)です。コンテンツ作成、編集から承認、公開までの作業の流れをワンストップでサポートし、公開コンテンツの履歴を管理します。HTMLなどの専門知識がなくても、テンプレートを利用して作成できるため、HTMLを意識することなくWebサイトのデザイン統一が可能です。また、設定された公開期間に従いシステムが自動的に公開サーバへのコンテンツ配信や削除を行うため、Webサイト運用の負荷を軽減します。
2016年よりパッケージとして販売を開始した「WebコアCMS」は、前身の「WebコアEnterprise」(2001年販売開始)や「WebコアAdvanced」(2003年販売開始)などのWebコアシリーズの販売開始以降、100団体以上の大手企業や官公庁、政令指定都市、全国の各自治体など多くのお客様にご利用いただいています。このたび、パッケージ販売に加えて、クラウドサービスとしての提供を開始します。

多くの自治体や企業で、Webサイト更新や管理業務に、オンプレミス環境もしくはクラウド環境でCMSを導入しています。エンタープライズレベルのCMSを、従来型のオンプレミス型やパブリッククラウド(IaaS)で導入する場合、従来は構築からサイトリリースまで1年近くかかっていました。しかし昨今では、ビジネス環境の変化に合わせて既存のWebサイトは変化しつづけ、短期間で新しいWebサイトを立ち上げることなどが求められています。
そこでエンタープライズレベルのCMS機能に加え、導入までに時間を要する要因となっていたインフラ構築やシステム運用・監視、セキュリティ対策など、Webサイトのシステム運用に必要なノウハウが詰まったシステムをクラウド型のCMSとして提供することで、運用の効率化や運営負荷軽減ができ、お客様側では、より本業のビジネスに注力していただけます。

本サービスでは、WebコアCMSのパッケージ標準と同様の機能が使用できます。
官公庁・自治体や様々な業種の企業での導入で培われた大規模サイト向けCMSとしての信頼性や直感的な操作はそのままお使いいただけます。

コンテンツ管理画面

コンテンツ作成画面

インフラ構成は、ジー・サーチの自社サービスを運用するノウハウを活かし、ビジネス変化に合わせスケーラブルにリソースが追加できるクラウドコンピューティングサービスで構成しています。
また、契約締結後からCMS環境の払い出しまで最短1週間程度での提供が可能となります。

・Webフロント側(Webサーバ含む)
CDNサービスを利用し急なアクセス増加にも耐えられる構成。
標準でWAF(注2)を設置しておりセキュリティも安心。

・CMS管理側
コンテンツ、メディアの容量増加や、サイト管理者の増加によるCPU負荷に対応してのリソース追加も可能。

・運用監視
監視サービス、自動復旧、バックアップ。

・導入からサイト立ち上げまでの期間を大幅に短縮
CMSおよびWebサイト環境の立ち上げが早期に可能となり、サイトリリースまでの期間をこれまでより短縮することができます。
・インフラ運用からの解放
インフラも含むSaaS型サービスを活用することでインフラ運用を行う必要がないため、事業部門の方のみでのWebサイト運用も可能になります。
・さらにコンテンツ運用サービスやデジマケ活用支援サービスもワンストップで提供
当社では、クラウド型のCMSの提供だけではなく、コンテンツ運用やデジタルマーケティング活用支援サービスも実施しており、サイト運用全般のご支援が可能です。

ジー・サーチは、Webサイト構築やWebシステム開発のみならず、画面デザインを含むWebサイト設計支援や、Webマーケティングツール導入支援、Webプロモーション支援などのコンサルティングも実施しております。今後も変化するお客様のニーズを捉え、Webサイトソリューションのラインナップ拡充をしてまいります。

https://webcore-cms.jp/

2023年7月12日(水)より提供開始

クラウドへの配備および環境設定の初期費用と月額料金(年契約)です。当社までお問い合わせください。

本サービス提供開始後、3年間で10億円の売り上げを目指します。

(注1)CMS
Contents Management Systemの略。Webサイトのコンテンツ作成や編集から承認、公開までの一連作業を効率的するコンテンツマネージメントシステム。

(注2)WAF
Web Application Firewallの略。Webサーバの前面に配置して、Webアプリケーションの脆弱性を悪用した攻撃を検知・防御するセキュリティ対策。

記載されている法人名、製品名などの固有名詞は、各法人の商標または登録商標です。