ジャック・タチによるフランス映画の名作が初邦訳! 『ぼくの伯父さん』小説版翻訳書が2022年12月20日発売
「ごはんとくらし」をテーマに本づくりをする出版社、アノニマ・スタジオ(所在地:東京都台東区)は、レシピ本や絵本、読みものなどのくらしに関する書籍を多数出版しています。この度、少年と変わり者の伯父さんの日々を描いた、フランス映画の名作として語り継がれる『ぼくの伯父さん』小説版の翻訳書を2022年12月20日(火)に発売します。
『ぼくの伯父さん』について
都市伝説のように存在だけが語られていたジャック・タチの代表作『ぼくの伯父さん』の小説版、ついに初邦訳!テキストは数々の映画脚本を手掛けた脚本家ジャン=クロード・カリエール、イラストはタチの弟子を経て映画監督となった、ピエール・エテックス。翻訳はタチ・マニアで、数々の映画に関する記事の執筆や活動を行う、小柳帝氏が担当。フランス映画好きは必読の一冊です。
また、本書のイラストを描いたエテックスが監督した映画の回顧上映が、2022年12月24日よりシアター・イメージフォーラムよりスタートし全国で順次公開。今後大きな話題になること必至です!
書籍概要
タイトル: ぼくの伯父さん
著者 : ジャック・タチ/原案、ジャン=クロード・カリエール/作
ピエール・エテックス/絵、小柳帝/訳
価格 : 1,870円(税込)
発売日 : 2022年12月16日(金)
ページ数: 256ページ
仕様 : B6判、ソフトカバー
ISBN : 978-4-87758-843-4
発行元 : アノニマ・スタジオ
URL : https://www.anonima-studio.com/
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[著者]プロフィール
ジャン=クロード・カリエール(JEAN-CLAUDE CARRIERE)
1931年生まれ。フランスの作家、劇作家、脚本家。高等師範学校を中退後、映画監督ジャック・タチの弟子で本書の挿絵も担当したピエール・エテックスの監督デビュー作となった短編映画『破局』で脚本家としてデビュー。手がけた脚本は約60本で、主な脚本に『昼顔』等のルイス・ブニュエルの後期傑作群、フォルカー・シュレンドルフ『ブリキの太鼓』、大島渚『マックス、モン・アムール』などがある。自身の著書も約80点あり、邦訳としては、ウンベルト・エーコとの共著の『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』(CCCメディアハウス)などがある。2021年に逝去。享年89歳。
ピエール・エテックス(PIERRE ETAIX)
1928年生まれ。フランスの映画監督、俳優、道化師、イラストレーターなど。5歳のときに行ったサーカスに魅せられ、道化師の道を志す。ジャック・タチに弟子入りし、『ぼくの伯父さん』でアシスタントを務める。その時、イラストレーターとしての才能も買われ、ポスターデザインと、ノベライズ版の挿絵を手がける。そこで知り合ったカリエールと、自身も映画を制作するようになり、『恋する男(女はコワイです)』『ヨーヨー』『大恋愛』など長編・短編合わせ7本以上の映画を撮る。2016年に逝去。享年87歳。2022年末より「ピエール・エテックス レトロスペクティブ」が全国にて順次公開される。
小柳帝(こやなぎ みかど)
1963年福岡県生まれ。ライター、編集者、フランス語翻訳。東京大学大学院総合文化研究科表象文化論(映画史)の修士課程修了後、映画・音楽・デザインなどをテーマに執筆活動を続けている。主な編著書に『モンド・ミュージック』(リブロポート)『ひとり』『ROVAのフレンチカルチャー AtoZ』(ともにアスペクト)『小柳帝のバビロンノート 映画についての覚書』(woolen press)。主な翻訳書に『ぼくの伯父さんの休暇』『サヴィニャック ポスター A-Z』(ともにアノニマ・スタジオ)。フランス語教室「ROVA」を主宰し、2022年に23周年を迎えた。
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アノニマ・スタジオ
TEL : 03-6699-1064
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