インバウンド経済効果、3.2億円以上の増加を目標に。 上田市と連携し、モニターとして高付加価値ツアーを造成。 中国人富裕層を呼び込み

株式会社グローバル・デイリー(本社:東京都台東区、代表:石川和則、以下GLD)は、中国大手旅行会社の上海竹園国際旅行社(以下、上海竹園)と連携し、観光庁の提唱する高付加価値なツアーを造成することで中国富裕層の日本への送客に取り組んでいます。この度、長野県上田市をモニターとし、高付加価値ツアーを造成することとなりました。同時にGLDがインバウンドプロモーションも行います。これにより、2024年度の上田市の年間中国人延宿泊数を3.5倍(※1)の1万5000人、経済効果3.2億円増加(※2)を目指します。
※1 コロナ禍前2019年の数字4208人(長野県による令和元年外国人延宿泊者数調査より)を基準として
※2 一人あたりの消費額(宿泊費用、飲食費、買物代、その他体験等の観光費用など)を3万円として計算

モニターとなる長野県上田市の可能性

上田市はインバウンドのディスティネーション(旅の目的地)としてはあまり知られておらず、年間の外国人延べ宿泊数は、長野県の中でも構成比率が1.4%と、非常に低い数字に留まっています。しかしながら、雄大な自然を有し、同時に寺社などの文化遺産、温泉、伝統工芸、地元グルメも充実した魅力的な観光地です。また、インバウンドでもディスティネーションとして人気の高い白馬や松本へのアクセスもよく、それらをつなぐハブとなる宿泊地としても期待できます。

上田城跡公園
温泉

9月11日〜12日に現地視察。高付加価値ツアーを造成し、竹園から販売

スキーム図

中国富裕層に刺さる高付加価値ツアー商品を造成するために、当社常務の荒井と上海竹園の担当者が、現地視察及び宿泊施設や観光施設などのサプライヤーとの意見交換・打ち合わせを行います。
荒井は観光庁の運営する「広域周遊観光促進のための専門家派遣事業※」で専門家として選任されています。中国現地で旅行商品を作り、中国富裕層のニーズを知る上海竹園と、地方自治体やメーカーの訪日インバウンドプロモーションを長年担い、訪日観光客売り上げの向上に寄与してきた専門家の荒井が、上田市を中心とした長野県の魅力を中国富裕層に刺さる形で盛り込んだ旅行商品を上田市と共に造成します。
※DMO及び地方公共団体に対し、各専門分野における地域での実務経験等の実績を有する専門家を派遣し、助言・指導を実施することによって、国内外の旅行者の地方誘客に向けた取組を促進させることを目的とした事業(https://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/kankochi/expert-haken.html

観光庁が推進する「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり」

インバウンド分野では、新型コロナウイルス感染症の発生前まで訪日外国人旅行者数は大きく増加しましたが、観光消費額が伸び悩んでいたことから、観光庁では、地域の豊かな自然や文化芸術等の強みを活かし、高付加価値な体験型観光への関心と消費意欲が高い旅行者の地方部への誘致を拡大し、地域の活性化や雇用・所得の増加、日本全体の観光消費額の効果的な拡大に取り組む観点から、「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり検討委員会」を開催し、検討を進めています。(参照:観光庁ホームページ/地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり検討委員会)
GLDはこの課題の解消に取り組むべく、竹園と連携し、地域の魅力を詰め込んだツアーを造成、発信し、高付加価値旅行者のインバウンド送客に取り組んでいます。

オーバーツーリズムの解消にもつながる

観光地に人が集中し、自然や社会環境を損なうオーバーツーリズムが世界中で問題になっています。地方における高付加価値なインバウンド観光地づくりは、外国人観光客に様々なデスティネーションの選択肢を持ってもらうことでオーバーツーリズムの解消につながることも期待されます。  

上海竹園国際旅行社について

中国で初めて上場した民間旅行会社 竹園旅游グループの創業者の1人である陸勇氏(Lu Yong)が代表を務める旅行会社です。ヨーロッパや日本へのアウトバウンドがメインで年間200万人以上の観光客にサービスを提供する旅行ブランド「全景旅游」や家族向けの新ブランド「Q-star」の商品を造成。C-tripや中青旅など様々なリテーラーに商品を卸すと共に自社販売も行っています。  

株式会社グローバル・デイリーについて

2008年より、訪日(在留)外国人向けのPR・コミュニケーション分野に特化した、インバウンド広告事業を専門とする企業です。様々な業種・業態のインバウンド戦略の構築から広告プロモーションまでを一貫して手掛けるほか、外国人目線で日本の魅力を発信するオウンドメディア「JAPANKURU」の運営、在留外国人コミュニティを活用したマーケティングなど多岐にわたる事業展開を通し、93%の契約リピート率を誇る「効果に向き合うインバウンド広告会社」として業界の信頼を得ています。
 
設 立  2013年12月
代表者  代表取締役 石川 和則
所在地  〒110-0015 東京都台東区東上野4-8-1 TIXTOWER
資本金  5,000万円
事業内容 訪日外国人(インバウンド)/在留外国人向けプロモーション事業
URL   https://www.gldaily.com/  

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