光ファイバーサーキュレーターの世界市場:主要市場はアメリカ地域からアジア太平洋地域へ
株式会社グローバル インフォメーションは、ElectroniCastが発行した報告書「Fiber Optic Circulators Global Market Forecast & Analysis (光ファイバーサーキュレーター:世界市場の分析と予測(2011年~2016年))」の販売を開始しました。
メトロ/アクセスでの光ファイバーの展開、急速に増加する帯域幅要件に対応するためのネットワーク性能向上の継続的な需要、そして光ファイバーネットワークの監視ならびに試験強化の必要性は、光ファイバーサーキュレーターの安定的な消費を促進すると見込まれています。
各国の地上波のバックボーンと海底システムがTb/sの限度容量に近付いていることから、必要とされている多数のチャンネルを確保するために狭チャンネルの幅を広げたDWDMシステムを実現するには、光ファイバーサーキュレーターなどの高度なコンポーネントがカギとなります。光ファイバーサーキュレーターは、エルビウムドープファイバー増幅器 (EDFA)、光ファイバーセンサー、高密度波長多重システム(DWDM)、光アド・ドロップ・マルチプレクサー(OADM)、光ファイバー障害位置検出器 (OTDR光ファイバー試験装置)、双方向トランスミッション・システム、分散補償デバイス、およびその他の装置に使用されています。
2011~16年、光ファイバーサーキュレーターの売り上げは年率平均7.84%で上昇すると予想されています。消費価値は平均価格の低下に一部相殺されるものの、販売量が増加することから、上昇が見込まれます。
光ファイバーサーキュレーターの消費価値における相対的な市場シェアは、2011年にはアメリカ地域(南北および中央)が最大を占めていました。しかし2013年には、“未開発”の通信市場における展開が期待されるアジア太平洋(APAC)地域が、最大のシェアを占めるようになる見通しです。欧州、中東、アフリカ地域(EMEA)における光ファイバーサーキュレーターの消費は、大幅に後れを取ると予想されます。アメリカ地域を上回る成長が期待されるものの、伸び率はAPAC地域の3分の1にとどまる見通しです。
市場調査レポート: 光ファイバーサーキュレーター:世界市場の分析と予測(2011年~2016年)
Fiber Optic Circulators Global Market Forecast & Analysis
http://www.gii.co.jp/report/el121849-fiber-opt-circulator.html
出版日: 2012年07月
発行: ElectroniCast
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