近畿大学アグリ技術革新研究所を開設 産学官連携の実学的な研究や、地域社会の技術発展に貢献

近畿大学農学部(奈良県奈良市)は、平成30年(2018年)4月1日(日)に、近畿大学農学部(奈良キャンパス)にて、近畿大学アグリ技術革新研究所(KINDAI Research Institute for Agricultural Technology and Innovation)を開設します。本学としては、18番目の研究所の設立となります。

【本件のポイント】
●農学分野の最先端の研究成果に基づき、産学官連携の研究及び技術発展の推進に貢献
●本学の建学の精神「実学教育」の発展及び、基礎科学研究レベルの向上を目指す
●地域社会との連携の在り方についての学びや、世界レベルの研究に直接関与する機会を学生に提供し、学部卒業・大学院修了後の活動の方向を決めるのに役立ててもらう

【本件の概要】
本学農学部は、建学の精神「実学教育」を軸に、クロマグロの完全養殖をはじめ、多くの研究成果を世の中に発信してきました。平成28年(2016年)9月に、奈良県と本学で包括的連携協定を締結してからは、就農支援事業など様々な形で地域社会に貢献しています。
農作物の輸出入に関わるTPPの見直しや農林水産業の6次産業化など、農業のあり方そのものが問われる現在、産学官連携の研究を推進する教員や、世界レベルで戦える研究者の発掘が急務となっており、このような人材を集結させ、研究を効率的かつ円滑に行う拠点として、この度、近畿大学アグリ技術革新研究所を開設します。
本研究所は、2つの部門(産官学連携および研究推進)からなり、職員は、所長、ユニットリーダーを中心に、農学部教員が兼任し(一部、学部内公募制を採用)、農林水産に関連する研究・開発・調査を行うことを目的として以下の事業を行います。

(1)産学官連携に関する事項
(2)地域社会の技術発展に関する事項
(3)基礎科学研究レベル向上に関する事項
(4)公的又は大型プロジェクトの推進(外部研究費の獲得)
(5)グローバルな共同研究体制の構築に対する支援
(6)知的財産の管理・運用に関する事項
(7)寄附講座の開設やベンチャー企業の設立を促進


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