【岡山理科大学】壁面ガラスに3種類の恐竜の歩行足跡を展示!

石垣館長と学生が設置作業

カッティングシートの取り付けが完了して喜ぶ学生たち。右端が石垣館長
カッティングシートの取り付けが完了して喜ぶ学生たち。右端が石垣館長

 岡山理科大学とモンゴル古生物学研究所の共同調査で見つかった恐竜の実物サイズの足跡を目の当たりにしてもらおうと、石垣忍・恐竜学博物館長と学生が2月16日、岡山キャンパスの学園創立50周年記念館の壁面ガラスに、恐竜の実物大の歩行足跡をシール(カッティングシート)で展示。理大の新しい撮影スポットになりそうです。

 展示したのは、大型竜脚類(ティタノサウルス類)、大型鳥脚類(サウロロフス)、大型肉食恐竜(タルボサウルス)のものと考えられる3本の歩行跡で、竜脚類と鳥脚類の足跡は世界最大級です。いずれもゴビ砂漠で実際に見つかった9000万~7000万年前の足跡化石データをもとにしました。

 作業はこの日午後12時ごろスタート。石垣館長の指導を受けながら、学生たちはハシゴを使うなどして、ガラス壁面に次々に足跡のシールを張り付けていきました。通りがかった学生や教職員らは、キャンパスに突如出現した巨大な足跡に歓声を上げて早速、スマホで撮影する姿も見られました。

石垣館長は「壁面展示は臨場感抜群。恐竜時代の鳥になったつもりで、空から足跡を見下ろすように楽しんで下さい」と話しています。

モンゴルの足跡データに基づいてシートの位置を慎重に決めます
モンゴルの足跡データに基づいてシートの位置を慎重に決めます
タルボサウルスの歩いた跡を復元しています
タルボサウルスの歩いた跡を復元しています
サウロロフス(左)とタルボサウルス(右)の足跡が完成
サウロロフス(左)とタルボサウルス(右)の足跡が完成

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