次世代サスティナブル素材　3か月で土に還る和紙100％のカーテン『kami』が4月19日新発売

～自然素材×天然染め×カーテン～

2023-04-19 12:45

インテリア関連カーテン製造メーカーである株式会社カズマ(所在地：福井県福井市、代表：数馬亜季子)は、自然素材100％のカーテンと布雑貨を取り扱う「KURASIKU(クラシク)」より「Makuake」にて先行発売し目標金額の667％を達成した、和紙100％の天然染めテキスタイル「kami」を、2023年4月19日から発売します。

【ブランド名】KURASIKU(クラシク) https://kurasiku.jp/
【商品名】kami(カミ)　　　　　　 https://kurasiku.jp/items/curtain-madomo/220

開発背景

ナチュラル志向が高まりつつあるものの、まだまだ「耐久性」「機能性」を重視したポリエステルカーテンが求められている昨今。ポリエステルの優れた機能性と、綿や麻がもつ柔らかな風合いのどちらも兼ね備えた究極の素材を探し、出会ったのがこの和紙繊維です。さらにこれまで商品化が難しいとされてきたカーテンの天然染めにも成功。「使う→生かす→還る→育てる」の循環サイクルを確立できるサスティナブル商品として開発しました。

商品の特徴

＊廃棄生地ゼロにこだわったカズマ独自のデザインと製造スキーム
カーテンの製造過程で1日に出る廃棄生地は、全国で約3.4万t。それを解消するために生まれた『kami』を取り扱うブランド「KURASIKU(クラシク)」は、カーテンにプラスチックフックがなく生地に8つの穴をあけ布紐を通して掛けるスタイル(特許第6352496号)。ヒダやタッセルもないため、廃棄生地がほとんど出ない製造方法で作られています。

＊消臭・調湿・抗菌・UVカットなどポリエステルに負けない機能性。さらに洗うほどに機能が向上
『kami』に使われている和紙繊維「CURETEX(R)」は、糸に強度と柔軟性をもたせるために研究しつくされた独自の製法で作られているため、他社には真似できない強く優れた特性を生み出しています。

＊カーテンのような大面積の布では類のない天然染め(フードロス染め)
色ムラや耐光性などの観点から避けられてきたカーテンの天然染めに挑戦。珈琲とアロニアの残りかすを使い、長い年月をかけて、当社の厳しい品質基準を満たす商品化を実現しました。

＊障子のような凛とした風情。紙とは思えないしっとりとした質感
外からの視線を遮ったまま、透過した光をやわらかく拡散。その風情や存在感は障子ととてもよく似ています。一方、絹のようなしなやかさ、綿や麻にはない艶やかさもある、唯一無二の風合いをもっています。

＊3か月で土に還る生分解性。微生物を増やし有機土へと変化。「使う→生かす→還る→育てる」の生循環ステージへ
特殊な製造方法により土に敷くと数か月で土に還り、さらに微生物バイオマス量を増加させ有機土に変える働きも持っています。この特徴を生かし、私たちは福井県鮎川町に保有する「カズマの森」で、「kami」を肥料として生かし、天然染めの原料となる植物を育てるなどの循環ステージを用意しています。

商品概要

ブランド名　　　：KURASIKU(クラシク)
生地名　　　　　：「kami(カミ)」
発売日　　　　　：2023年4月19日(水)
カラー　　　　　：無垢・白茶(薄地)　白茶・灰藤(厚地)
サイズ　　　　　：既製6サイズ(巾150cm×丈120cm・140cm・180cm
　　　　　　　　　　　　　　　・200cm・220cm・240cm)
　　　　　　　　　※つなげるパーツの結び方を調整することで丈調整する
　　　　　　　　　　商品のため、あらゆるサイズの窓に対応可能な商品です
付属品パーツ　　：共紐(本体と同じ生地の紐)8本
オプションパーツ：イタリア革紐8本／針葉樹紐8本／S字フック8個
価格　　　　　　：14,960円～(税込)(本体生地＋付属品パーツ)
素材　　　　　　：和紙100％(原料はマニラ麻の葉鞘から抽出した繊維)
販売場所　　　　：KURASIKUホームページ https://kurasiku.jp/

会社概要

商号　　：株式会社カズマ
代表者　：代表取締役　数馬亜季子
所在地　：〒910-0123　福井県福井市八重巻町105
設立　　：昭和39年10月
事業内容：カーテンを中心としたホームファッション商品の企画・製造・販売
資本金　： 6,300万円
URL　　： https://e-kazuma.jp/