アニメ業界向けクラウドソーシングサービス「大峰山前鬼坊」の登録者数が100名を突破

薄山館株式会社(本社:横浜市)が運営するアニメーターと制作進行のクラウドソーシングサービス「大峰山前鬼坊」は、この度登録者数100名を突破しましたことをお知らせいたします。

■サービス概要
「大峰山前鬼坊」は、制作進行支援特化型アプリ群「八天狗シリーズ」の、CUT管理表アプリ「愛宕山太郎坊」、ラッシュチェック・リテイク票自動作成アプリ「相模大山伯耆坊」に連なる3番目として、制作進行とアニメーターのマッチングを行い、制作進行が日々行っている電話営業と逼迫したスケジュールの軽減を目指して開発したWebサイトです。
「大峰山前鬼坊」の活用により、アニメ業界での制作依頼の手間削減やアニメーターのスケジュールの正常化が実現します。

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■日本のアニメ業界におけるアニメーターと制作進行の数
さて、本サイトの7月23日時点の登録者数は108名ですが、これがアニメ業界で作画等に従事されている人がどれだけいるかを見ていきましょう。

まず、直近の2019年に放送が開始されたアニメ作品196作品の内、アニメスタッフデータベースでスタッフが確認できた114作品1795話の「原画」と「制作進行」の人数を調べました。

2019年に放送が開始された196作品 注)水色がスタッフが確認できた作品 
2019年に放送が開始された196作品 注)水色がスタッフが確認できた作品 

結果、原画(レイアウトのみ及びレイアウト+2原)にクレジットされていたアニメーターは5247名、制作進行は964名。
そして、原画の内訳としましては、日本人名が4392名、外国籍等その他が855名。
制作進行の内訳としましては、日本人名が888名、外国籍等その他が76名でした。

2012年に書かれた下記の記事では、アニメーターの推定数を3100~4500人としていましたが、8年経過したことで、原画だけでも最低約5200名いることが明らかになりました。
参考URL:https://www.itmedia.co.jp/makoto/articles/1211/07/news012_4.html

尚、今回の調査での対象は、調べられた114作品1795話の原画と制作進行のみですが、途中でスタッフクレジットの掲載が止まって調べられなかった話数や一切掲載されなかった残り82作品に加え、劇場・配信作品及びスタジオ名のみが多く調べにくかった2原や動画にまで対象を広げれば、アニメーターの人数は更に増えるでしょう。

■日本のアニメ業界における「大峰山前鬼坊」登録者数の割合
上述の通り、対象を広げれば更に人数は増えますが、今回の調査での制作進行と原画の人数を合計すると6191名ですから、現時点ではそのうちの約1.7%が登録して頂いたことになります。

当社では、本サービスを通し、今後も作画の受発注がさらに円滑かつ活発に行われることで、アニメ業界に貢献して参ります。

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【登録・発注手順】
マニュアルの内容に沿って登録・発注を行って下さい。


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