大新東株式会社 車両運行では初となる 災害時協力協定を東京都江東区と締結 ～車両確保と移送・運行サポートで地域連携を強化～

　総合サービス企業　シダックスグループで、全国の民間企業の役員車、および自治体の公用車、スクールバスやデマンドバス等の車両運行を行う大新東株式会社（以下：大新東）は、2022年12月1日（木）、東京都江東区と災害時協力協定（移送手段に係る車両の確保等に関する協定）を締結いたしました。なお、大新東およびシダックスグループが車両運行・移送を主体とした災害時協力協定を締結するのは初になります。

　当協定は、江東区内において、豪雨、地震、水害等の「災害対策基本法」第2条第1号に定める災害が発生した際に、大新東が保有する車両（※大型貸切バス等の旅客自動車運送事業用自動車）を移送手段として確保すると同時に、運転サービス士による運行サポートを行うというものです。具体的には「大規模水害発生の可能性がある場合に、浸水が想定されない地域へ、住民等避難のための移送」「災害時における傷病人および職員、救援物資の移送手段としての車両の確保」などを想定しています。

　大新東は江東区有明地区に本社を置くほか、同地区に旅客運送車両専用の営業所を設けております。災害発生時は同営業所で管轄する計45台（2022年11月現在）の車両を移送手段として使用するほか、運行にあたる運転サービス士を含め、サポート体制を敷いて参ります。

　シダックスグループは現在、江東区内において、図書館窓口等業務、学校給食調理等業務、放課後児童クラブ・放課後こども教室等の受託運営を行っております。弊社が提供するサービスを通じて地域住民の皆様の幅広い生活支援を行うだけなく、この度の災害時協力協定締結を通じて、江東区とのさらなる地域連携を図っていきたいと考えております。

　また、大新東は、本災害協定締結を皮切りに、今後も当社グループにおいてお取引きのある各自治体と、車両確保および移送による同様の取り組みを拡げる、地域の社会課題解決に貢献したいと考えております。