本邦初、鳥関連過敏性肺炎の診断補助に有用な体外診断用医薬品 「イムノキャップ 特異的IgG 鳥」を販売開始
サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループ(グループ本社:東京都港区、代表:室田 博夫)は、「イムノキャップ 特異的IgG 鳥(以下、本製品)」について、本日2021年9月15日より日本国内で販売を開始したことを発表します。本製品は、鳥関連過敏性肺炎の診断補助に有用となる体外診断用医薬品として、本邦初の製造販売承認を2020年8月3日に取得し、2021年6月1日の保険適用を経て、この度販売開始に至りました。
本製品は蛍光酵素免疫測定法(FEIA法)を原理として、血清中または血漿中の鳥のフンや羽毛、血清に由来する鳥関連抗原に対する特異的免疫グロブリンG(特異的IgG抗体)を測定する体外診断用医薬品です。本製品は、免疫蛍光分析装置「ファディア250」を含む、ファディアラボラトリーシステムシリーズ専用の試薬キットです。
サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループの代表である室田 博夫は次のように述べています。
「この度、イムノキャップ 特異的IgG 鳥を使用した検査が保険診療下でご利用いただけるようになりましたことを、大変喜ばしく思います。私たちのミッションは、私たちの住む世界を『より健康で、より清潔、より安全な場所』にするために、お客様に製品・サービスを提供することです。過敏性肺炎の検査に本製品が新たに追加されることで、より早期での鳥関連過敏性肺炎の診断につながり、適切な治療および予後の改善に貢献できることを確信しています。本製品を含むアレルギーおよび自己免疫診断のソリューションをご提供することにより、臨床検査のさらなる進展に寄与してまいります」
参考情報
2020年10月5日プレスリリース
日本初、鳥関連過敏性肺炎の診断補助に有用な血中鳥抗原特異的IgG測定試薬キット「イムノキャップ 特異的IgG 鳥」、薬事承認を取得
https://www.thermofisher.com/jp/ja/home/about-us/news-gallery/release/2020/pr100520.html
サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッドについて
サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッド(本社:米国マサチューセッツ州ウォルサム、NYSE:TMO)は、科学サービスを提供する世界的なリーディングカンパニーであり、収益は300億ドルを超えています。私たちのミッションは、私たちの住む世界を『より健康で、より清潔、より安全な場所』にするために、お客様に製品・サービスを提供することです。私たちはライフサイエンス研究のさらなる加速、分析における複雑な課題の解決、臨床診断性能と治療の向上、研究室の生産性向上に取り組むお客様を支援します。世界に80,000人以上の従業員を擁する当社のグローバルチームは、Thermo Scientific、Applied Biosystems、Invitrogen、Fisher Scientific、Unity Lab Services、Patheonといった業界をリードするブランドを通じて、革新的な技術、購入における利便性、医薬品開発・製造サービスにおいて、他に類を見ない組み合わせを提供します。
URL: https://www.thermofisher.com
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