近畿大学経営学部生が理容業者に婚活をテーマにした集客手法を提案 奈良県こども・女性課による「なら結婚応援団」事業の一環
近畿大学経営学部(大阪府東大阪市)キャリア・マネジメント学科教授 中谷常二ゼミは、令和6年(2024年)12月9日(月)、奈良県理容生活衛生同業組合(奈良県奈良市)の会合にて、理容室経営者などを対象に、婚活をテーマにした集客手法や、若者を理容室に惹き付ける施策の提案を行います。
【本件のポイント】
●経営学部生が理容室経営者に婚活をテーマにした集客手法や、若者を理容室に惹き付ける施策を提案
●奈良県こども・女性課による「なら結婚応援団」事業の一環で、婚姻数減少の社会課題解決につながる取組み
●学生は理容室経営者への施策提案を通して、理容業の現状や社会的課題への理解を深める
【本件の内容】
近畿大学経営学部の中谷ゼミでは、これまで奈良県理容生活衛生同業組合などと共同で、「若者に敬遠されがちな理容室に若者が来るきっかけづくりにする就活カット」、「中年男性が気になる体臭を除去し、女性から好感を持たれる香りのシャンプー」、「社会にやさしい理容室の取組みを認定するSDGs Barbersの仕組み」、「中年男性の毛穴の汚れとりとリラックス効果を追究したヘッドスパ」、「SDGsに配慮したパウチパック型の頭皮・頭髪向け化粧水」など、理容室向けにさまざまな提案を行ってきました。
令和6年(2024年)9月、奈良県理容生活衛生同業組合から新たに、男性の婚活支援を通じて理容業の活性化を促す施策の提案を依頼されました。これは、奈良県こども・女性課による「なら結婚応援団」事業の一環として、昨今の社会的課題である婚姻数減少の解決につながる取り組みです。中谷ゼミの学生は、「理容室を利用していない層に婚活をきっかけに来店を促すための調査」、「理容室で整髪をしている層の爪、眉の手入れを促す調査」、「理容業組合店と1000円カットとの違いを明らかにする販促ツールの開発」、「新規顧客に訴求する新しい理容室のキャッチフレーズ作成」の4つのグループに分かれ、奈良県理容組合の理容師とディスカッションをするなどして調査と研究を行ってきました。その成果を奈良県理容生活衛生同業組合の経営者層に発表します。
この取り組みを通して、学生が、婚姻数減少という社会課題に対する理解を深めると共に、将来のキャリア形成に役立つスキルや経験が得ることを期待しています。
【実施概要】
日時 :令和6年(2024年)12月9日(月)13:00~13:30
場所 :ホテル日航奈良 飛天の間
(奈良県奈良市三条本町8-1、JR大和路線「奈良駅」から徒歩約1分)
参加予定:近畿大学経営学部キャリア・マネジメント学科 教授 中谷常二
近畿大学経営学部 中谷ゼミ生 3人
奈良県理容生活衛生同業組合 約20人
【関連リンク】
経営学部 キャリア・マネジメント学科 教授 中谷常二(ナカヤジョウジ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/122-nakaya-jouji.html