累計70万部突破 大人気の「54字の物語」シリーズ 最新刊のテーマは「食」

株式会社 PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2023 年10月23日に『54字の物語11(イレブン)』(氏田雄介 編著/武田侑大 絵)を発売します。本書は、テレビのクイズ番組や食品企業との公式コラボ商品で話題となった、累計70万部突破の超短編小説シリーズ第11弾で、「食」をテーマにした90作品が収録されています。

『54字の物語11(イレブン)』表紙

SNSから飛び出し、学校・テレビ・商品開発と 広がり続ける「54字の物語」の世界

「54字の物語」シリーズは、編者である氏田雄介さんがSNSに投稿していたインスタ小説を元に、9 マス×6 行の「正方形の原稿用紙」に収めた超短編小説です。書籍の第1弾は2018年に発売されました。発売後の反響を受けて、作品を広く公募する「54字の文学賞」を開催したところ、限られた文字数で物語を表現するユニークな形式がSNSユーザーの創作意欲を刺激して応募が相次ぎ、その盛り上がりぶりも話題になりました。その後も、小中学校の国語の授業に採用されたり、テレビのクイズ番組で定期的な企画になるほどに注目を集め、これまでに単行本 10 点、文庫3点が発売、累計 70 万部を突破する大ヒットシリーズとなっています。2019 年には日清ヨーク株式会社との公式コラボ商品「ヨークル 54字の冬物語」が発売されたり、2021年には埼玉県立150周年を記念した「54字の埼玉物語文学賞」が開催されたりと、話題を集め続けています。

◎「54字の物語」シリーズ特設サイト
https://www.php.co.jp/54ji/

◎日清ヨーク「ヨークル 54字の冬物語」発売記念キャンペーン
https://www.php.co.jp/news/2019/01/54york.php

◎「54字の埼玉物語文学賞」が開催
https://www.php.co.jp/news/2020/11/54saitama.php

「食」に関する全90話のフルコースが楽しめる最新刊『54字の物語11』

『54字の物語11』では、「第11回 54字の文学賞」に投稿された3,101作から厳選した作品のほか、さらに、氏田雄介さんの書き下ろし作品をたっぷりと収録しました。各話はレストランのメニューをイメージした掲載順となっており、前菜代わりの「空想の盛り合わせ」や魚料理のような「ギョッとする話」など、全90話のフルコースが楽しめます。掲載作品の中には、「54字の物語」が学校教育の場で広く活用されていることもあり、食品表示や海洋汚染、野菜と果物の定義など、食にまつわる時事問題や素朴な疑問を考えることに役立つ話も選ばれています。

「私が作りました」
「海産物」
「野菜の定義」
「綿あめ仙人」
「日替わりスープ」
「疲労缶」

『54字の物語11』について

◎編著:氏田雄介(うじた・ゆうすけ)
平成元年、愛知県生まれ。企画作家。株式会社考え中代表。著書に、1話54文字の超短編集『54字の物語』シリーズ(PHP研究所)、世界最短の怪談集『10文字ホラー』シリーズ(星海社)、当たり前のことを詩的な文体で綴った『あたりまえポエム』(講談社)、迷惑行為をキャラクター化した『カサうしろに振るやつ絶滅しろ!』(小学館)、書き出しと結びが決まっているショートショート集『空白小説』(ワニブックス)など。「ツッコミかるた」や「ブレストカード」など、ゲームの企画も手がける。
X(旧Twitter):@ujiqn / 株式会社考え中 Website  https://thinking.co.jp/

◎絵:武田侑大(たけだ・ゆきひろ)
1994年愛知県生まれのイラストレーター。サイエンスやテクノロジーといったテーマを中心に幅広いタッチでイラストを展開し、WEBや書籍、雑誌などのイラストを多数手がける。好きな言葉は「面白さは遍在する」。
X(旧Twitter) @unigimo Website https://takedayukihiro.com/

編著者近影

【書誌情報】
タイトル:54字の物語11
タイトル読み:ごじゅうよじのものがたり いれぶん
(ヘッドタイトル:意味がわかるとゾクゾクする超短編小説)
編著:氏田雄介
絵:武田侑大
定価:1,210円(10%税込)
発売日:2023年10月23日
判型:四六判並製
ページ数:200頁
ISBN:978-4-569-88135-5
発行:株式会社PHP研究所

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