クラウド型プロジェクト管理ツール「Save Point for アニメ」  アニメ業界の「働き方改革」を目指し、 株式会社Seven Arcsなど、複数のアニメ制作現場で 2019年12月2日(月)より機能検証を開始

株式会社MUGENUPは、アニメの制作進行に特化したクラウド型プロジェクト管理ツール「Save Point for アニメ」を開発、『魔法少女リリカルなのは』などの大ヒット作を制作したことで知られる株式会社Seven Arcsをはじめ、複数スタジオの協力のもと、実際のアニメ制作現場で試用する機能検証を12月2日(月)より開始します。「Save Point for アニメ」は、2020年初頭の正式サービスインを予定しています。

「Save Point for アニメ」スクリーンショット(素材はサンプルです)
「Save Point for アニメ」スクリーンショット(素材はサンプルです)

「Save Point for アニメ」開発の背景

市場拡大によって年間のアニメ制作本数が急増。制作環境の効率化が急務。

近年、日本のアニメ産業は著しく成長し、広義のアニメ産業市場は2002年の約1兆948億円に対して2017年は約2兆1,527億円とほぼ倍増(※)、TVアニメの年間制作本数も154本(2002年)から340本(2017年)と約2.2倍(※)に増加するなど、急激に拡大しています。インターネット配信による視聴環境の変化は、今後もこの傾向に拍車をかけるものと考えられます。

また3DCGアニメーションなど新技術の普及と、日本スタイルのアニメ作品が国際的に活況となっていることをうけて、市場から求められるクオリティ水準はますます高まっています。

そのため、制作本数と品質、双方のリクエストに応えつつ、サステナブルなアニメ制作環境を実現するために、制作環境の効率化と生産性の向上による「働き方改革」が求められています。

※一般社団法人 日本動画協会 「アニメ産業レポート2018」より。

「Save Point for アニメ」の特長

「Save Point for アニメ」は、ゲーム開発企業を中心に190社以上に採用され1,000件以上のプロジェクトに導入された「Save Point」をベースとして開発された、アニメの制作管理に特化したクラウド型プロジェクト管理ツールです。「Save Point」がゲーム業界で培ってきたクリエイティブ制作管理の様々な機能をアニメに最適化し、これまでカット袋による物理的な受け渡しが主流だった絵コンテや原画などの素材の納品や、監修や修正指示、スケジュールや進捗状況の管理をデジタル化、アニメ制作管理の効率化を実現します。

・素材の受け渡しや作業指示などのやり取りをクラウド上で管理し、カット袋をデジタル化。
・アニメならではの進行表やカット表を、基本機能として実装。
・前後の絵をパラパラ切り替えて見比べる「指パラ」もブラウザ上で再現。
・ガントチャートやスレッドビューなど、従来の「Save Point」で好評だった機能も実装。

機能検証への参加にあたり

株式会社Seven Arcs 代表取締役 藤岡 繁樹氏 コメント

「Save Point for アニメ」の機能検証にあたり、ご協力をいただく株式会社Seven Arcs 代表取締役 藤岡 繁樹氏より、以下のコメントを頂戴しました。

この度は「Save Point for アニメ」の機能検証スタートおめでとうございます。
恒久的に人材不足が叫ばれるアニメ業界にも「働き方改革」が求められる今、ハイクオリティなクリエイティブを維持し続けるには、デジタル化による全ての工程進捗の可視化と効率化、そしてその周辺情報の連動データベース化に行き着きます。
アニメの独特な制作工程において、なかなかその改善の糸口が見いだせなかった我々現場の悩みや要望を、MUGENUPさんは何度もヒアリングを重ねて機能に盛り込んでいってくださいました。
今後もまだまだブラッシュアップや進化は続くとは思いますが、「Save Point for アニメ」は制作管理現場のみならず、経営面での悩みや課題も解決できる、希望のツールとなる可能性を秘めていると感じ、大いに期待を寄せています。

MUGENUPは「創ることで生きる人を増やす」を経営理念とし、システムを活用してクリエイターに「新しい働き方」を提案しています。積極的なテレワークの推進を評価され、2017年には厚生労働省より「輝くテレワーク賞」を受賞、2019年には、総務省「テレワーク先駆者百選」にも選定され、総務省や経済産業省などが主催する「テレワーク・デイズ」にも特別協力団体として参加してきました。

今後もMUGENUPは効率的なクリエイティブの制作環境を提供し、クリエイターの「新しい働き方」の実現を目指してまいります。

「Save Point for アニメ」に関するお問い合わせ

「Save Point for アニメ」機能検証への参加をご希望される方や、資料送付をご希望の方は、以下よりお問い合わせください。
https://www.savept.com/contacts/

【参考】「Save Point for アニメ」の主な機能紹介
絵コンテや原画や動画など素材の納品から、監修や修正指示といったコミュニケーションまで、アニメ制作のやり取りをブラウザ上で一元化。

「Save Point for アニメ」スクリーンショット(素材はサンプルです)
「Save Point for アニメ」スクリーンショット(素材はサンプルです)

アニメならではの使い慣れた集計表とカット票を、「Save Point for アニメ」上で実現しました。今までと同じ感覚で使用でき、ツールを乗り換える負担もわずかなものに。

集計表カット表
集計表カット表

これまで実際に紙をパラパラめくっていた「指パラ」も可能。クラウド上で、フレームごとの動きをチェックできます。

指パラ(素材はサンプルです)
指パラ(素材はサンプルです)

工程スケジュールがひと目でわかるガントチャートも実装。大人数が多数の工程にわかれて分業するアニメの制作管理を効率化します。

ガントチャート
ガントチャート

株式会社Seven Arcsとは

株式会社Seven Arcs(本社:東京都練馬区、代表取締役:藤岡 繁樹)はアニメ制作スタジオと、各種コンテンツビジネス展開を両輪として、代表作『魔法少女リリカルなのは』シリーズをはじめとした最高のエンターテインメントコンテンツを創造する企業です。日本の誇るアニメが世界に発信される今こそ、「Quality&Pride」を合言葉に「誇れる品質」と「自信のある仕事」で未来に向けた新たな感動の創造にもチャレンジしています。

公式URL: http://www.7arcs.co.jp/

株式会社MUGENUPとは

株式会社MUGENUP(本社:東京都新宿区、代表取締役:伊藤 勝悟)は世界中のクリエイターをシステムでつなぎ、2Dイラストや3DCG、映像など、多彩なクリエイティブを制作しています。さらにクリエイティブの制作環境も創るべく制作管理ツール「Save Point」の開発・提供を行っている他、次代のクリエイターの育成サポートやオリジナルコンテンツの企画・製作にも取り組んでいます。

公式URL: https://mugenup.com/

(C) MUGENUP Inc.