住民満足度98%の窓口サービスを実現!人口5,700人の川根本町が取り組んだDX対策とは?
~人口減少と高齢化の対策として川根本町がサーバレスのリモート窓口システムを導入~
システムインテグレーションを通じて、テクノロジーの力で人々のコミュニケーションの取り方を創造するギンガシステム株式会社(本社:東京都渋谷区)は、静岡県の山間部に位置する川根本町の市民相談窓口に、リモート窓口システム「テレ窓」が導入されたことをお知らせします。
少子高齢化と人口減少という課題に川根本町が取り組んだDX対策
川根本町は、豊かな自然に囲まれ、古くから観光や農業を基盤に発展してきました。
しかし、全国の多くの地方自治体と同様に、深刻な少子高齢化と人口減少という課題に直面しています。かつて約9,300人だった人口は、現在では約5,700人にまで減少し、この傾向は町のインフラ維持や公共サービスの提供を困難にしています。
これらの課題に対しDX化を推進し、その施策のひとつとなったのが、窓口のリモート化です。窓口サービスをより使いやすくすることで、住民サービスの向上に取り組まれました。
このリモート窓口のシステムとして選ばれたのが、市民の方も職員の方も簡単に扱えるリモート窓口システムのテレ窓です。
川根本町のリモート窓口システム導入だけの効果ではなく、因果関係を表現するものではありませんが、現在の住民サービスの満足度は約98%と非常に高い数値を示されておられます。
オンライン化やDXが高齢者に行き届いていない課題
日本中で進行する少子高齢化と過疎化により、地方自治体は社会インフラの維持費用の増加や、職員不足による住民サービスの継続に苦慮しています。高齢者が多い地域では医療支援が不可欠ですが、医師不足のため対応が難しくなっています。また、広範なエリアを少人数の職員で支えることも困難です。オンライン化やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進は必須ですが、特に高齢者には十分に行き届いていないのが現状です。
システムが選定されたポイント
・高齢者に配慮したシンプルな操作性
直感的で複雑な手順を必要としないシステム。ボタンを一度押すだけで接続が完了し、すぐに会話ができること。
・接続後の会話と安定した通話品質
タイムラグがほとんどなく、音声も映像も途切れにくい点。お互いの表情や仕草が確認できるほどの映像の鮮明さ(フルHD)。
・サーバレス運用と既存ネットワーク資源の有効活用
サーバー設置や新たな通信回線の敷設が不要で、既存の庁内LANやLGWAN(地方公共団体専用ネットワーク)を活用できること。
・システムの管理が容易
職員の手や数が限られているため、設定や運用に複雑な専門知識を必要とすることなく短期間で導入できること。
実証実験を経て、これらの要件がクリアできたことでリモート窓口システムの導入が決定しました。
導入ご担当者様へインタビューを行っております。詳しい内容は以下webサイトを御覧ください。
リモート窓口システム テレ窓 について
リモート窓口「テレ窓」はLGWANにも対応し、モニターを設置するだけで簡単に導入できる遠隔接客・リモート窓口システム専用パッケージです。複雑な予約システムの構築も必要無く、現在の業務フローに組み込みやすいのが特長です。イントラネットやVPNなどのセキュリティ環境下への導入にも対応しています。
詳しい製品詳細は、下記のページで御覧いただけます。
また、実機デモンストレーション、実証実験、ご相談も承っております。
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ギンガシステムについて
ギンガシステムは「もっと、人が繋がる未来を創る。」をキーワードに、簡単テレビ会議システムLoopGateをパッケージ化した「リモート窓口システム」や「拠点間 リモート常時接続システム」を提供する他、中央省庁や地方自治体・金融機関を中心に、閉域網やLGWANでも使える「簡単テレビ会議・Web会議システムLoopGate 閉域対応版」を展開しています。
テレビ会議システム 国内トップクラスの実績 10万台以上、スタートアップから大手まで2,900社以上の導入実績 ギンガシステム株式会社