SENBOKUスマートシティコンソーシアムと近畿大学が連携し、「カレッジラボ」を開催します ~学生の自由な発想とアイディアで、泉北ニュータウン地域の活性化の取組を行う拠点の魅力向上手法を提案~

近畿大学の学生による発表の様子
近畿大学の学生による発表の様子

SENBOKUスマートシティコンソーシアム(運営委員会:大阪ガス(株)・南海電気鉄道(株)・西日本電信電話(株)・堺市)と近畿大学医学部が連携し、医師をめざす学生(1年生117名)が、泉北ニュータウン地域における福祉や介護、住民の交流支援等の取組への理解を深め、地域住民のヘルスケアやウェルビーイング向上に向けた取組について考える「カレッジラボ」を開催します。「カレッジラボ」では、学生が地域活性化の取組を行う拠点をフィールドワークし、ICTを活用して拠点の魅力を向上するための手法を検討し、拠点の運営者に対して提案します。
本取組は、令和4年12月に締結した「堺市と学校法人近畿大学との包括連携に関する基本協定書」に基づき、ICT技術やデータを活用したサービスの創出を通して泉北ニュータウン地域の活性化に資する取組を進めるSENBOKUスマートシティコンソーシアムのヘルスケアワーキンググループ(以下、WG)(事務局:堺市<市長:永藤 英機>・南海電気鉄道(株)<社長:岡嶋 信行>)の取組として、近畿大学<学長:細井 美彦>医学部(令和7年に泉ヶ丘にキャンパス開設)の1年次の授業「医療イノベーション学」の一環として実施するものです。
本取組を通じて、泉北ニュータウン地域におけるICT技術を活用した住民のヘルスケア・ウェルビーイングに資する取組の活性化や近畿大学医学部生の課題解決力の育成をめざします。
*なお、本取組はビデオ会議システムを用いたオンライン授業とリアル授業の併用形式で実施します。

【タイトル・指導教員】
近畿大学医学部授業「医療イノベーション学―カレッジラボ―」
指導教員 医学部教育センター 教授 松田 学、医学部教育センター 特任教授 岡田 清孝

【主催等】
主催:SENBOKUスマートシティコンソーシアムヘルスケアWG(事務局:堺市・南海電気鉄道(株))・近畿大学医学部
協力:大阪府住宅供給公社・(公財)泉北のまちと未来を考える財団・泉北ほっとけないネットワーク・南海不動産(株)

【開催日時・内容】
第1回
日時:令和5年6月17日(土) 午前10時~午後1時
場所:泉ヶ丘市民センター南図書館ホール及び各拠点
内容:学生による各拠点のフィールドワーク
   (現地見学・各拠点の取組概要や将来展望・課題等のヒアリング)
第2回
日時:令和5年6月20日(火) 午前10時45分~午後0時15分
場所:オンライン開催
内容:学生によるグループディスカッション
   (拠点の魅力向上のための手法の立案)
第3回
日時:令和5年6月27日(火) 午前10時45分~午後0時15分
場所:オンライン開催
内容:手法のブラッシュアップと発表準備ワークショップ
第4回
日時:令和5年7月12日(水) 午後3時~午後4時30分
場所:近畿大学大阪狭山キャンパス
内容:グループ代表による各拠点の運営者に対する提案発表及び拠点運営者による表彰・講評

【地域活性化の取組を行う拠点】
<泉北ラボ(運営:(公財)泉北のまちと暮らしを考える財団)>
https://semboku-fund.org/
●活動概要
「まちの家事室」をコンセプトに、地域住民が集い、得意なコトややってみたいコトを実現できる場。打ち合わせや地域活性化の企画ができるシェアスペース、ミシンも備えたワークスペース、コインランドリー、食材を寄付できる冷蔵庫(コミュニティフリッジ)等、世代を超えた地域住民が自然と集まりコミュニティが生まれる、「広場」のような場所をめざして活動している。

泉北ラボの外観
泉北ラボの外観

<茶山台団地(運営:大阪府住宅供給公社)>
https://danchi-renovation.com/
●活動概要
団地の空き室や集会所、オープンスペース等を活用し、地域の課題解決や魅力創出を図るため、様々なコンテンツを展開している。世代を超えた住民が集うコミュニティスペース、惣菜や新鮮な野菜等の販売も行うコミュニティレストラン、住民が自由に使えるDIY工房、専門家による住民の健康チェック機会の提供等、多様な取組を通じて、住民の暮らしの質の向上をめざしている。

住民との共創イベントの様子
住民との共創イベントの様子

<槇塚台レストラン等(泉北ほっとけないネットワーク・NPO法人すまいるセンター)>
https://smile-center.jp/
●活動概要
地域の空きストックを活用しながら、住まいと専門家による支援をつなげて高齢になっても住み続けることができる地域をめざす取組。府営団地の空き室を活用した高齢者のショートステイ拠点や、戸建て空き家を活用した障害者のグループホーム、近隣センターの空き店舗を活用したコミュニティレストランの運営やお弁当の個宅配達等を実施している。

槇塚台レストランの内観
槇塚台レストランの内観

<大蓮公園(運営:堺市・南海不動産(株))>
https://ohasu-park.com/
●活動概要
公園を舞台に、地域住民や企業・行政等が連携して、「旧泉北すえむら資料館」を活用したカフェ併設の私設図書館、地域住民が中心となり運営するマルシェ、BBQやキャンプサイト、バンプトラック、地域内循環を軸としたクリエイティブ拠点等の様々なコンテンツを展開している。様々な主体が連携して公共空間を活かした地域全体の活性化をめざす取組。

大蓮公園のキャンプサイトの様子
大蓮公園のキャンプサイトの様子

【SENBOKUスマートシティコンソーシアムについて】
「SENBOKU New Design」及び「堺スマートシティ戦略」の理念や「SENBOKUスマートシティ構想」で示すコンセプトに基づき、公民がイコールパートナーとして取組を推進するコンソーシアムとして設立(令和4年6月設立)。
詳細はこちら:https://senboku-smartcity.com/

【関連リンク】
医学部 医学科 教授 松田 学(マツダ マナブ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/2291-matsuda-manabu.html
医学部 医学科 特任教授 岡田 清孝(オカダ キヨタカ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/682-okada-kiyotaka.html

医学部
https://www.kindai.ac.jp/medicine/


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