【支笏湖Beer】支笏湖の水のクラフトビール クラウドファンディングにて開発費の支援募集を160%達成し、 8月1日いよいよ一般発売開始
2024年4月、北海道・支笏洞爺国立公園に属する「支笏湖」の湖水と森の資源を使ったクラフトビールを開発するため、試作の費用をクラウドファンディングで募集しました。4月24日~5月31日迄の募集期間中に、154名からの支援が集まり、目標金額の100万円を大きく上回る160万9,000円を達成し、試作品づくりをスタート。6月には出来上がった試作品を支援者に発送し、改良を加え、7月中旬、製品が完成。8月1日から支笏湖畔のホテルや飲食店にて一般販売を開始します。
売り上げの一部を環境保全活動へ寄付されるサステナブルなクラフトビール。環境保全や観光振興の後押しとなる、千歳市の「新たな顔」となる商品を目指します。
支笏湖Beer
3種と樽前山・風不死岳(撮影場所:紋別岳山頂)
「支笏湖Beer」概要
≪支笏湖Beer≫(北海道千歳市、企画:佐藤 暁子)
支笏湖の水や支笏湖の森の恵の資源を使い、支笏湖の自然そのものを感じることができるビールを作りたい、と本プロジェクトがスタートしました。売り上げの一部を支笏湖の環境保全活動に寄付し、嗜好品であるビールを「サステナブルな商品」としてブランド化を目指します。
~クラウドファンディングにて開発費用を募りました~
プロジェクト名: 飲んで環境保全!支笏洞爺国立公園「支笏湖」の水と
資源でクラフトビールを作りたい!
実施期間 : 2024年4月24日(水)~5月31日(金)
目標金額 : 1,000,000円
達成金額 : 1,609,000円
支援人数 : 154名
受付窓口 : クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」
https://camp-fire.jp/projects/view/737970?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show
~完成品~
・支笏湖Beer(ピルスナー)
支笏湖Beerのスタンダード商品となる、ピルスナースタイルのビール。
支笏湖の水の透明度をイメージし、すっきりとした飲み心地に仕上げています。ラベル中央の水色のひょうたん型は支笏湖の形をモチーフにしており、時に穏やかで時に白波の立つ支笏湖の波も表現されています。
ABV 5.0%
IBU 21
・TarumaAle~タルマエール~ (ペールエール)
支笏湖周辺の代表的な活火山である樽前山(たるまえさん)と、ビアスタイルの「ペールエール」をかけたユニークなネーミングの「タルマエール」。ラベルの支笏湖の形の中には、樽前山と沈む夕日をあしらっています。樽前山の持つ勇ましさと華やかさが、酵母由来のエステル香りで表現されています。
ABV 5.5%
IBU 26
支笏湖周辺の山々は、低山ながらも素晴らしい景観が広がります。湖だけではなく山の魅力を発信するため、タルマエール同様、山の名前モチーフの商品展開を考えています。「恵庭岳IPA」、「風不死ラガー」等
・Melting Snow ~メルティングスノー~ (ホワイトエール)
支笏湖の水に、森の恵みである木、「キハダ」の木をチップ状にし、香りを移した、森の香りを感じることができるホワイトエールスタイルに仕上げたシリーズ。キハダはかつてアイヌの人々が胃薬として活用していたとのことです。商品名であるMelting Snow(雪解け)をイメージし、アルコール度数も苦みも抑えめで、軽い口当たりです。ラベルには支笏湖の森に住む森の妖精、シマエナガをあしらっています。
ABV 4.5%
IBU 10
ロゴについて
Beerの「r」で、支笏湖の水のしずくを表現しています。ひと粒のしずくが集まり、支笏湖の美しい水が作られています。
また、7月24日~26日に千歳市内で行われた「第10回ちとせ川ビール祭り」にて、一足お先に樽生にて市民にお披露目し、3日間で約600杯を売り上げました。
水でつながる商品。支笏湖の水で作った日本酒「初太郎」と、支笏湖チップ(地域団体商標)と支笏湖Beer。
支笏湖(しこつこ)とは
支笏湖は、約4万6,000年前の支笏火山の大噴火によってできたカルデラ湖で、支笏洞爺国立公園に属し、最大水深は360mと、日本で2番目に深く(1位は秋田県の田沢湖)、日本最北の不凍湖です。流入河川が少ないこともあり、湖水の水質調査で11年連続日本一となったこともある、とってもきれいな湖です。自然な甘みをもったまろやかな水で、千歳市民の上水道であるナイベツ川の源流でもあります。
恵庭岳第二展望台からの支笏湖。恵庭岳麓に丸駒温泉旅館があり、活火山からの恩恵でもある温泉が湧いています。
支笏湖の水と森の恵みでつくるクラフトビール
唯一、支笏湖の水をくみ上げ浄水して飲料水にしている丸駒温泉旅館
丸駒温泉旅館は約108年前、支笏湖で温泉を初めて発見し旅館をオープンさせて依頼、電気も水道も通っておらず、必要な電気は自家発電し、必要な水は支笏湖の水をくみ上げて使う…という自然に溶け込んだ経営を続けていて、2年前新しく社長に就任した日生下(ひうけ)社長も一貫して「自然に配慮した経営を続けていく」と語っています。昨年末に新設したという完全プライベートレイクビューの「湖畔のSAUNA」もまた、森の間伐材から作る木製ペレットを熱源とする…という、カーボンニュートラルなサウナであり、持続可能な自然・環境、そして旅行業としての産業を強く意識されていることに感銘を受け、大のクラフトビール好きだった企画者が、現在丸駒温泉でしか飲むことができない支笏湖の水を活かした商品づくりをしたいと提案し、本プロジェクトに至ります。委託醸造先は2つのブルワリー。丸駒温泉旅館から一番近く、木のフレーバーを活かしたビールの醸造経験のあるブルワリーである澄川麦酒さん(代表:齋藤 泰洋さん)と、支笏湖の国陸公園でつながっている隣の湖、洞爺湖の温泉街にブルワリーを構える、Lake Toya Beerさん。
Lake Toya Beerさん(代表:三浦 芳裕さん)は、開発途中から新しく加わっていただいたブルワリー。同じ、支笏洞爺国立公園内にあるブルワリーであることや、自然酵母での醸造を得意としていることにも注目し、依頼しました。委託先へ丸駒温泉旅館から提供いただいた支笏湖の水を持込み、支笏湖の水で仕込みを行っています。
湖水・湖畔の環境保全活動への還元を目指す
豊かな森が育む美しい湖。それに魅せられ集まる人々。当然ながら、人の集まるところに浮上するのはゴミ問題。この豊かな環境を守るための活動を大小さまざまな団体が行っています。特に、支笏湖の人気アクティビティ事業者である、カヌー事業の「支笏湖ガイドハウスかのあ(代表:松澤 直紀さん)」さん、カヤックやダイビング事業の「オーシャンデイズ(代表:板谷 貴文さん)」さんは、環境の<利用>と<保護>を考え、環境保全を第一線で活動しつづけています。この度開発中の「支笏湖Beer」も資源の<利用>をさせていただくだけではなく、<保護>につなげられる活動となるよう、販売がスタートできた折には売り上げの一部を環境保全活動資金として寄付をさせていただきたいと考えております。
企画者について
支笏湖Beer 企画者/佐藤 暁子(さとうあきこ):北海道千歳市在住
広告代理店にて約13年間、観光客向けPRや求人広告の営業に従事。
退職後はボディケアセラピスト・キャリアコンサルタントとして、企業の従業員の心身ケアに携わったり、景勝地でのリラクゼーションイベントを企画したりと、仕事×健康や自然×健康にかかわる事業を展開。丸駒温泉旅館の代表、日生下(ひうけ)氏との出会いにより、大好きな支笏湖での商品企画の提案から、資源利用と自然保護の本企画を発足することになりました。大好きなビールと、大好きな支笏湖の掛け合わせ。支笏湖の魅力をビールに託し、たくさんの人にお届けすることができるよう、精進してまいります。
企画概要
屋号名 :支笏湖Beer
企画者 :佐藤 暁子
HP :制作中
Instagram:@shikotsuko_beer
( https://www.instagram.com/shikotsuko_beer/ )