【星のや京都】源氏物語の紅葉の宴を優雅に楽しむ特別イベント「星のや紅葉賀(もみじのが)」|2021年11月29日、30日

京都府・嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」は、2021年11月29日と30日の2日間、「星のや紅葉賀」を開催します。樹齢約400年のオオモミジの木が広がる奥の庭で、源氏物語の紅葉の舞を鑑賞します。嵐山は平安貴族が愛した自然が今なお残っており、秋には深紅に染まる紅葉が美しい場所です。美しく色づく紅葉の下での雅楽の舞が、源氏物語に描かれる平安貴族の風流な一幕へと誘います。忙しない日常を忘れ、優雅な気分になれる特別イベントです。

開発背景

「星のや紅葉賀」は、星のや京都の施設内にある奥の庭で、舞楽*1と呼ばれる雅楽の舞を鑑賞するイベントです。紅葉賀とは紅葉のころに催される会で、源氏物語では光源氏が紅葉の下でという舞を舞う優美な場面が描かれています。本イベントでは、樹齢約400年のオオモミジが深紅に染まる奥の庭で、その華やかな一幕を鑑賞します。源氏物語に描かれる風流な一幕へと誘われることで、忙しない日常を忘れ優雅な気分になってほしいという想いから、本イベントを企画しました。
*1 雅楽の演奏形式のひとつ。他に、雅楽器のみによる演奏の管絃、雅楽器を伴って歌う歌謡という演奏形式がある。

特徴1 源氏物語の情景そのままに色づく嵐山の紅葉

源氏物語の紅葉賀では、紅葉が散りかう中での光源氏の舞が描かれています。嵐山は古くから紅葉の名所として知られ、「大井川 ふるき流れを たづねきて 嵐の山の もみぢをぞ見る」(白河上皇)など、歌枕にも多く詠まれている場所です。その嵐山に位置する星のや京都の奥の庭には、樹齢約400年のオオモミジの木が枝を広げ、対岸の小倉山を彩る紅葉と共に、景色を錦の絹織物のように染め上げます。奥の庭から眺める景色と、光源氏が優美な舞を披露した場面が重なり、源氏物語に描かれる風流な一幕へと誘われます。

【源氏物語の紅葉賀に描かれる「青海波」の場面*2】

木高い紅葉の木の陰に、40人の垣代が見事に拭きたてる楽奏の音と、それに響きあう松風が、本物の深山おろしのように吹き乱れて聞こえる。色とりどりに散りまどう紅葉の中から、源氏の君と頭中将の青海波の舞が輝かしく出で来るさまは、恐ろしいまでに美しい。(中略)物の見分けがつくはずもない下人など、木の下や、岩陰、築山の木の葉に隠れて見物している者までもが感動し、多少でも情緒をわきまえる者は、涙を落とすのであった。
*2 生田享子「雅楽と『源氏物語』」(特集 学習院大学公開講座「源氏物語千年紀記念シンポジウム」の記録)

特徴2 雅楽の舞で現代に再現される源氏物語の世界

源氏物語に描かれる光源氏の雅な舞「青海波」は、見る人が涙したと表現され、物語の中で繰り返し回想の形で登場するほど優美で印象的なものです。その一幕が、奥の庭に響く雅楽器の幽玄の音色と、その音に合わせて華やかな装束がゆれる優美な舞によって目の前で表現されます。

【雅楽器が奏でる幽玄の音色】

雅楽は平安時代のころに確立し、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている日本の伝統文化です。古くより宮中の儀式などで演奏され、皇室とともに伝承されてきました*3。笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)をはじめとする雅楽器ならではの幽玄の音色が重なり、静かな奥の庭に響きます。
*3 宮内庁公式ホームページ

【華やかな装束がゆれる優美な舞】

舞姿、装束ともに舞楽の中で最も優美華麗とされているのが、青海波の舞です*4。波とともに96羽もの千鳥がすべて異なる姿で隅々まで刺繍されている装束をまとい、ゆるやかに袖を打ち返す所作で、寄せては返す波を表現します。青海波の舞でのみ用いられる美しい萌黄色の装束が深紅の紅葉の下でゆれ、舞手の姿を一層優美に演出します。
*4 文化デジタルライブラリー(独立行政法人日本芸術文化振興会)

「星のや紅葉賀」におけるコロナ対策

・席数を限定し(最大8名)、座席の間隔を離して開催します。
・検温によりお客さまの健康状態を把握します。
発熱等が認められた場合には、参加をお控えいただく場合があります。
・スタッフはマスクを着用します。また、健康・衛生管理を徹底します。

「星のや紅葉賀」概要

期間    :2021年11月29日、30日
時間    :9:30~10:30
料金    :無料 *宿泊料別
定員    :最大8名
予約    :公式サイト(https://hoshinoya.com/kyoto/)、もしくはフロントにて前日20:00まで受付
開催場所  :星のや京都
対象    :宿泊者限定
備考    :雨天時は開催を中止いたします。

<最高水準のコロナ対策宣言>

【1】衛生管理
星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。
・チェックイン時の検温実施
・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・館内各所に除菌用アルコールを設置
・全客室に手指消毒用アルコールを設置
・レストラン入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄
・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置
・館内での接客業務の際にマスクを着用
・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)
・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)
・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)

【2】3密回避
密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる3密の見える化および混雑予測サービス実施(一部)
・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
・レストランの混雑状況を管理し、入店時間の分散化
・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施
・客室でのチェックイン対応(星のや・界)
・パブリックスペースへのCO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備
・自然換気、機械換気など、建物の設計にあわせた換気の徹底

関連資料:【星野リゾート】コロナ対策まとめ

星のや京都

平安貴族が別邸を構えた京都府・嵐山。渡月橋から船に乗り、大堰川を遡ると現れる水辺の私邸。京都に息づく日本の伝統技法を感じる客室、嵐山の情景を映した日本料理、四季の美しい景観と静けさの非日常の世界を楽しめるリゾートです。
〒616-0007 京都府京都市西京区嵐山元録山町11-2/客室数 25室
https://hoshinoya.com/


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