高校生対象の体験型公開講座を実施 微生物を使った実験で生物の奥深さ、魅力、面白さを体感

近畿大学工学部(広島県東広島市)は、令和元年(2019年)8月2日(金)広島キャンパスにて、高校生を対象とした体験型公開講座「微生物が創り出す芳香の不思議 ~ミクロの世界のアロマを体感しよう!~」を実施します。

【本件のポイント】
●科学研究費助成事業に採択された研究成果を社会に還元
●高校の授業では触れることや勉強をする機会の少ない微生物を使った体験型公開講座
●工学部の教員と学生が、高校生に生物の奥深さ、魅力、面白さを伝える

【本件の内容】
近畿大学工学部化学生命工学科教授の仲宗根薫の研究が、独立行政法人日本学術振興会の科学研究費による研究成果の社会還元・普及促進を目的とした事業「ひらめき☆ときめきサイエンス」に採択されたことを受け、「微生物が創り出す芳香の不思議 ~ミクロの世界のアロマを体感しよう!~」をテーマに、高校生向けの体験型公開講座を実施します。本講座では、高校の授業では触れることや勉強をする機会の少ない微生物を使った実験を通して、わたしたちの食生活と大きな関わりのある微生物の性質や役割、そして酵素や発酵について学びます。大学の機器や設備を使い、大学生と一緒に実験を行うことで、高校生に、生物の奥深さ、魅力、面白さをを体感してもらうことを目的にしています。

【開催概要】
日 時:令和元年(2019年)8月2日(金)10:00~17:00
場 所:近畿大学工学部 広島キャンパス
    (広島県東広島市高屋うめの辺1番、JR山陽本線「西高屋駅」からバス5分)
参加者:公募でお申込のあった高校生16人(申し込みは締め切っています)

【当日スケジュール】
10:00~10:20 開会式:挨拶・オリエンテーション・科学研究費の説明
10:20~10:50 講義1「私たちの生活を支える微生物」
10:50~11:20 施設見学
11:30~12:20 実験1「微生物を顕微鏡で観察してみよう」
12:20~13:20 学生食堂での昼食休憩
13:20~13:50 講義2「微生物と香り」
14:00~15:00 実験2「微生物の香りを調べよう」
15:00~15:20 休憩
15:20~16:00 実験3「微生物の酵素を取り扱おう」
16:00~16:30 アンケート記入とディスカッション
16:30~17:00 修了式(未来博士号授与)

【講師プロフィール】
仲宗根 薫(なかそね かおる)
所属:近畿大学工学部 化学生命工学科 教授
学位:博士(医学)
専門分野:応用微生物学
科研費採択研究課題:「黒麹菌フェノール酸脱炭酸酵素(PAD)の特性解析と古酒熟成を目指した育種研究」

【「ひらめき☆ときめきサイエンス」について】
独立行政法人日本学術振興会が、全国の国公私立大学や大学共同利用機関等の研究機関と協力して開催する、科学研究費助成事業による研究成果の社会還元・普及促進を目的とした事業です。
日本の将来を担う子どもたちを対象に、研究者が科学研究費による研究成果から科学の興味深さや面白さを分かりやすく発信し、科学的好奇心を刺激することで得られるひらめきやときめきの楽しさを通じて、心の豊かさと知的創造性を育んでもらう教育プログラムです。修了時には、受講者全員に「未来博士号」が授与されます。

【関連リンク】
工学部 化学生命工学科 教授 仲宗根 薫(ナカソネ カオル)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/887-nakasone-kaoru.html

昨年の体験型公開講座の様子
昨年の体験型公開講座の様子

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