エイベックス・エンタテインメント×近畿大学 空間演出プロジェクト「音声AR講座」スタート
エイベックス・エンタテインメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:黒岩克巳、以下:AEI)と近畿大学(大阪府東大阪市、学長:細井美彦)は、2019年6月10日(月)から近畿大学アカデミックシアターにて、空間演出プロジェクト「音声AR(※1)講座」をスタートします。講師はAEIのクリエイティヴディレクターが務め、様々な分野への応用が進んでいる拡張現実(AR)や仮想現実(VR)について教授するとともに、アイデアソンを実施し、優秀なアイデアに対しては実装化を検討します。
(※1)「音声AR」とは、"位置情報"と音楽をはじめとする"音声情報"を組み合わせた音声による拡張現実(AR)によって、日常の新しい楽しみ方、新しい体験を演出するソリューションです。
【本件のポイント】
●拡張現実(AR)、仮想現実(VR)などXRについて学び、知見を深める
●音声ARを用いたコンテンツの企画、制作体験を通じ、クリエイティヴの役割と可能性を広げる
●クリエイションのフレームワークを学び、社会で活躍する人材育成を目指す
【本件の内容】
近畿大学では、起業家やクリエイターの養成を目的に、革新的な取り組みを行う企業等と連携したアカデミックシアターACT プロジェクトを展開しています。その一環として開催する本講座は、トレンドカテゴリーについての知見を深め、クリエイティヴな発想を養い、成果を世の中に発信していくプログラムとなっており、学生が実際に音声AR 模擬体験ソフトを開発します。講師はAEIのクリエイティヴディレクターが務めます。なお、6月3日(月)には、講座に先駆けて音声AR「恐怖体験」の体験会をアカデミックシアターで行い、多くの学生が参加しました。
【開催概要】
日時:2019年6月10日(月)・17日(月)・24日(月)・7月1日(月)
各日18:30~20:30
場所:近畿大学アカデミックシアター 3号館 301教室
(大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
対象:近畿大学学生 27人
【アカデミックシアターACT プロジェクトとは】
近畿大学アカデミックシアター内のガラス張りの部屋「ACT(アクト)」を舞台に、近畿大学の学生が主体となり、教職員、企業、地域住民の方々と協働しながら、学部横断で新たな社会価値を生む試みを仕掛けていくプロジェクトです。プロジェクトは1年ごとに学内公募から採択され、それぞれが自主性を持って取り組んでいます。
【取り組みの背景】
AEIは、音楽制作やライブ演出で培ってきたクリエイティヴに関する様々なノウハウを、音楽以外の様々な領域に活用することで、世の中に新しい体験や価値観を生み出しています。また、エンタテインメントによる地方創生や社会課題の解決をテーマに、イベントの企画やコンテンツ(IP)開発を、企業・自治体・地域の学生と共同で取り組み、広く社会に発信していくことで、地域の新しい価値を民主的に生み出していく新しい地方創生のアプローチ(共創:Co-Creation)を展開しています。今回、様々な産学連携プロジェクトを推進している近畿大学とタッグを組み、AEIが持つクリエイティヴに関するノウハウや、新しいエンタテインメントの事業を活用して課題解決に取り組む講座を企画しました。
【音声AR 体験事業「SARF」とは】
「SARF(Sound Augmented Reality Factoryの略)」事業は、音楽の新しい楽しみ方、新しい体験を、拡張現実(AR)の仕組みを用いて演出する取り組みです。スマートフォン・PC・AIスピーカーなど既存の「IoT デバイス」と、現行の定額制音楽ストリーミング配信サービスを組み合わせることで、音楽コンテンツを含むサウンド(聴覚)や振動(感覚)によるこれまでに無い拡張現実を、様々な社会ソリューションやエンタテインメント・コンテンツとして、リリースしていきます。URL:https://sarf.jp/