シニア犬のお散歩はいつまでなの?
シニア犬の散歩は適度に!時間や距離、注意点などもご紹介
シニア犬になると、昔のような元気もなくなり、散歩の回数や距離、時間なども減らした方がいいのでは?と感じている方も…
今回は、シニア犬のお散歩事情について、お散歩の時間や回数、距離、お散歩時の注意点などをご紹介いたします!
犬の体力と飼い主さんの気持ち次第
シニア犬でも、とても元気があって、まだまだ運動ができるような状態であれば、様子をみながらのお散歩は必要です。
しかし、高齢になるにつれ、足腰も弱くなり、歩くスピードも落ち、立っていることも少なくなってきます。
そのような状況でもお散歩にいかなければいけないのかと思いますが、そこは、愛犬の体力と飼い主さんの気持ち次第で決めましょう。
お散歩は、歩くだけがお散歩とは限りません。飼い主さんが抱っこして歩いたり、犬専用のペットカートに乗せて少し歩くだけでも刺激となります。
適度な運動は認知症予防にも
お散歩には、認知症予防と足腰を鍛える効果があります。
シニア犬になったからと、一切お散歩にいかないよりかは、5分でも10分でも
外の空気に触れさせてあげるだけでも十分な刺激となり、認知症予防にもなります。
シニア犬のお散歩時間や距離について
時間や距離は愛犬の体調によって調整しましょう
若い頃は1回30分や1時間のお散歩は平気ですが、シニア犬になると、30分歩くだけでも、体に負担を与えてしまう可能性もあります。
シニア犬のお散歩は、その日の愛犬の体調と、お散歩の様子を見て、疲れていそうだなと思ったら、帰宅するようにしましょう。
目安としては、元気な場合は10分〜20分を1日2回に分けていきましょう。
筋力が落ちてきて、体力も落ちてきた場合は、抱っこやカートに乗せたお散歩に切り替え、合間に少し歩いてみるという方法もOKです。
お散歩に行く時間帯について
夏の暑い時期は、熱中症や熱射病に気をつけて、早朝や夕方、夜間などの涼しい時間帯に行きましょう。
また、冬の場合は、防寒着を着せるなどの防寒対策をして、お散歩にいきましょう!
シニア犬のお散歩時の注意点について
ペースは愛犬に合わせる
高齢になるにつれて、歩くスピードはどうしても落ちてきてしまいます。シニア犬のお散歩をする場合は、愛犬の様子を見ながら、歩くスピードを合わせてあげましょう。
ただし、引っ張るほどの元気なシニア犬は例外です。
もしもの時に備えたものを持ち歩く
シニア犬のお散歩は危険が伴います。高齢になると、体温調整も難しくなり、感覚も鈍くなります。
とくに夏は、水を多めに持参して行きましょう。
万が一お散歩中に体調不良を起こした場合に備え、携帯電話とお財布を持ち歩き、交通機関を使って病院へ行けるように備えておきましょう。
無理矢理お散歩に行かないこと
シニア犬の場合、あまり乗り気ではないのに、無理矢理お散歩へ行くことは避けましょう。
シニア犬の体調は変化しやすく、毎日元気というわけにはいきません。歩くのも辛いという日もあれば、今日は元気でお散歩に行きたいという日もあります。
今日はどこか辛そう、リードをつけても歩かないという日は、無理に連れて行かずに、気になるのであれば、抱っこやカートに乗せたお散歩程度でOKです。
まとめ
シニア犬のお散歩についていかがでしたか?
犬も人間と同様、歳をとると、様々な問題が出てきます。毎日のお散歩が辛いと感じることもあるので、愛犬の様子を見てお散歩に行くかどうかの判断をしましょう。
また、途中で歩き疲れている様子であれば、抱っこをして帰宅する、カートを持ち歩いておく、などの対策も考えておきましょう!