日本全薬工業が「Oracle E-Business Suite」を利用した一般会計システムを本格稼動へ
日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町4-1 代表取締役社長:新宅 正明)は、日本全薬工業株式会社(本社:福島県郡山市安積町笹川字平ノ上1-1 代表取締役社長:福井 邦顕)が「Oracle E-Business Suite」を利用した、一般会計システムの導入を完了し、本格稼動に入ったことを発表します。
日本全薬工業では、全国6社(43拠点)の販売会社統合によるBPRを進め、グローバルスタンダードに準拠した戦略的なグループ経営を実現するために「Oracle E-Business Suite」を利用して、一般会計システムを導入しました。
従来、グループ各社は、各社ごとに購買・会計のシステムを保有・運用していましたが、今回の一般会計システムの導入により、データの一元管理を実現し、意思決定のスピードアップを計ることによりグループ競争力の一層の強化を実現します。
日本オラクルと富士通はともに、日本全薬工業に対して「Oracle E-Business Suite」による経営システム再構築の提案を行ってきましたが、現状のアプリケーションによる移行性の容易さ、過去の実績を高く評価いただいたことで採用が決定しました。2000年4月から2001年3月のシステム開発期間を経て、2001年4月より同システムが稼動、4月度の処理検証を完了し、この度本格稼動に入りました。また、日々のシステム運用に関しては、富士通館林監視センターによるシステム運用のアウトソーシングサービスにより、運用コストの低減および省力化を実現しています。
同社は今後、営業革新による新販売物流システムの構築を目指し、更なる企業競争力の強化を進める計画です。又、海外との取引や将来的な海外進出に向けた統合システムの基盤づくりを目指します。
日本オラクルでは、全世界で8,600社以上、国内でも270社を越える実績を持つ「Oracle E-Business Suite」を核としたE-Businessソリューション事業のさらなる拡大に向けて、積極的な取り組みを進めています。本システムでの採用実績を軸に、今後の新規案件、リプレース案件に対して積極的に「Oracle E-Business Suite」によるソリューション提案を行い、製薬業界においてもシェアの拡大を狙います。
■ 本件に関する報道関係お問合せ先:
日本オラクル株式会社 社長室 広報グループ/大西
Oracleは、Oracle Corporationの登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。
本製品は、日本オラクルのアプリケーション・スイート製品である「E-Business Suite 11i」との連携も可能です。基幹系システムや顧客向けシステムとも統合されたトータルな情報システムを実現することができ、金融のEビジネス化による競争力の強化に貢献します。
今後、日本オラクルは、パートナーとの協力体制による販売強化・サポート体制の整備・研修サービスの拡充などを推進し、金融業界をターゲットにした本製品の展開に力をいれていきます。
なお、OFSAは、日本オラクルの新金融ソリューションである「Apps Financials」で提供されるソリューションのひとつです。本製品の出荷を契機に「Apps Financials」の充実を進め、金融業界へのトータルなEビジネスソリューションの提供に積極的に取り組んでいきます。
OFSA製品構成
(1)TP(Transfer Pricing) :行内移転価格を管理するモジュール
(2)RM(Risk Manager) :バランスシートベースでのキャッシュフローシミュレーション、リスク管理を行うモジュール
(3)PA(Performance Analyzer) :多次元の収益按分処理を行うモジュール
(4)BP(Budgeting & Planning) :予算管理並びに収益シミュレーションを行うモジュール
(5)FDM(Financial Data Manager):預金・ローン等といったデータテーブル群や各種設定情報を管理する管理モジュール
価 格
システム構成により個別見積り。
■本件に関する報道関係お問い合わせ先:
日本オラクル株式会社 社長室 広報グループ 石川
Oracleは、Oracle Corporationの登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。