エクスクリエが 「二八(ニッパチ)の消費動向に関する調査結果」(全9項目)を発表
夏休み・お盆、年末年始明けの消費や節約意向が明らかに!
ソーシャル&セールスプロモーションのサービスを展開する株式会社エクスクリエ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 髙栖祐介)は、ネットリサーチ(セルフアンケートツール「QiQUMO」を利用した調査)で、全国の20代~60代の男女を対象に「二八(ニッパチ)の消費動向」に関するWebアンケートを実施しました。調査期間は2024年9月9日(月)~2024年9月10日(火)。有効回答は1,000人から得ました。
※「二八(ニッパチ)」とは、2月と8月は商売が低迷する(年末年始や夏休み・お盆等で出費がかさみ消費を控える傾向がある)ことを差します。
調査サマリ
・夏休み・お盆や年末年始期間は食費(家・外)が増える人が約6割。うち50、60代は、外よりも家での食費が増加。
・食費の内訳は男女で大きく異なる!男性は「飲み代」、女性は「手土産・プレゼント代」の割合が高い。
・出費後の節約意向は、年代別では20代が最も高いという結果に。
この他にも、「二八(ニッパチ)の時期の消費に対する意識」や「普段、“食費・酒代”を節約するために、行っている節約方法」、「節約しようという気持ちから消費したいという気持ちに変わる施策やきっかけ」等についても、アンケートで回答を取得しております。
全調査結果については、以下よりダウンロードいただけます。
夏休み・お盆や年末年始期間は食費(家・外)が増える人が約6割。うち50、60代は、外食よりも家での食費が増加。
夏休み・お盆や年末年始期間に出費が増えると回答した人に対して、増える項目を聞いたところ、「食費(外で)(60.6%)」が最も多く、次いで「食費(家で)(59.2%)」、「交際費(プレゼント、土産等)(32.2%)」という結果になりました。
年代別に見ると、「食費(家で)」が増える割合は、年代が上がるにつれて高くなりがちで、「旅費(帰省)」は30代・40代で高い傾向が見られました。これは、お盆や年末年始に50代、60代は帰省してくる家族や身内を迎えることが多いため、家での食費が増加すると考えられます。一方、子育て中の方が多い年代は、帰省のために旅費が発生していると推測できます。
また、男女別に見ると、女性は「食費が増えた」、男性は「旅費(帰省)が増えた」と感じる割合が高いことがわかりました。どちらも家庭全体に関わる費用であり、個人的な出費ではないことから、女性は日常的な食費、男性は旅行等の特別な出費に対して、関与が高いことが推測できます。男女の役割分担や意識の差が、出費に対する実感にも表れていると考えられます。
食費の内訳は男女で大きく異なる!男性は「飲み代」、女性は「手土産・プレゼント代」の割合が高い。
夏休み・お盆や年末年始期間に「食費」または「酒代」が増えると回答した人に対して、増える理由を聞いたところ、最も多かったのは「ファミレス等、食事メインの外食の頻度が増えるから(44.3%)」で、次いで「手土産・プレゼントを買う機会が増えるから(42.2%)」という結果でした。
食費による消費傾向の違いについて男女別に見ると、男性は「居酒屋等、お酒メインの外食の頻度が増えるから」や「忘年会、新年会へ参加するから」と回答した割合が高くなっています。一方、女性は、手土産・プレゼントやケーキ・菓子等を買う機会が増えると回答した割合が高くなっています。これらの結果から、どちらかというと男性は自分のために、女性は人のためにお金を使う傾向にあるように見受けられます。
出費後の節約意向は、年代別では20代が最も高いという結果に。
夏休み・お盆や年末年始期間の出費によって、その後、「食費」または「酒代」を節約しようという気持ちになるか聞いたところ、「節約しようという気持ちになる」と回答した人は全体の60.5%という結果になりました。年代別に見ると、20代の節約意向が全体より約10%高いことがわかります。
節約方法として、最も多かったのは「外食を減らす(53.9%)」で、次いで「自炊の頻度を増やす(46.9%)」でした。うち、20代だけは、「自炊の頻度を増やす」が「外食を減らす」よりも高いポイントとなっています。
また、男女別で見ると、女性は「セール商品を購入する」や「クーポンやポイントを利用して買い物をする」、「まとめ買いやお徳用サイズを購入する」という項目が高くなっていますが、男性の場合は、そうでもありません。男性は見栄があってこうした方法を活用しにくいのかも知れません。
年代別で見た場合、20代は他の年代よりも節約意向が高く、唯一70%を超えています。しかし、節約のためにしていることを聞いた設問では、ほとんどの節約方法において実践している割合が他の年代よりも低くなっており、節約意向に対して行動は伴っていないという結果になりました。20代は他の年代と比べてこれらの節約方法を実践している割合がとても低いことがわかります。食費を節約しようと思っている割合は多いが、消費行動での節約を心掛けるより、「自炊の頻度を増やす」といった、普段の生活を見直し、お金を使わないことで節約しようと考える人が多いことがわかりました。
その他、「二八(ニッパチ)の時期の消費に対する意識」や「普段、“食費・酒代”を節約するために、行っている節約方法」、「節約しようという気持ちから消費したいという気持ちに変わる施策やきっかけ」等についても、アンケートで回答を取得しております。
全調査結果については、以下よりダウンロードいただけます。
調査項目
・二八(ニッパチ)を知っているか(SA)
・二八(ニッパチ)の時期の消費に対する意識(SA)
・夏休み・お盆や年末年始期間の出費の変化(SA)
・夏休み・お盆や年末年始期間に出費が増える項目(MA)
・夏休み・お盆や年末年始期間に食費が増える理由(MA)
・夏休み・お盆や年末年始期間の出費によって、食費を節約しようと思うか(SA)
・夏休み・お盆や年末年始期間の出費後、“食費・酒代”を節約するためにしていること(MA)
・普段、“食費・酒代”を節約するために、行っている節約方法(MA)
・節約しようという気持ちから消費したいという気持ちに変わる施策やきっかけ(MA)
調査概要
調査タイトル:「二八(ニッパチ)の消費動向」に関するWebアンケート
調査期間 : 2024年9月9日(月)~ 2024年9月10日(火)
調査手法 :クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
調査対象 :全国に住む20代~60代の男女 1,000人