近畿大学医学部・日本肝臓学会 公開講座 平成30年度「肝がん撲滅運動」
近畿大学医学部内科学教室（消化器内科部門）は、平成31年（2019年）3月17日（日）、肝がん撲滅運動の一環として、日本肝臓学会と共同で「肝がん撲滅運動」公開講座を開催します。
【本件のポイント】
●近畿大学医学部の肝臓専門医と管理栄養士が、肝がんに関する専門分野を講演
●参加者は、公開講座を生涯学習の場として利用し、健康な体づくりをめざす
●新規治療法の有効性・安全性が実証された肝がん治療の最新の動向を解説
【本件の概要】
近畿大学医学部内科学教室（消化器内科部門）と日本肝臓学会は、肝がん撲滅のために、医療講演会や一般の方を対象とした公開講座・医療相談会を毎年開催しています。本講座は今年で20回目を迎え、前回は約100人の一般の方が参加しました。
肝がんは肝臓に発生した悪性腫瘍であり、肝臓は「沈黙の臓器」と言われるように、初期段階では自覚症状がほとんどないため初期の発見が難しい病気です。肝がんの原因としては、C型肝炎・B型肝炎などがあげられますが、実際の病気の症状や治療法について肝臓専門医と管理栄養士が解説します。この公開講座を通して、一般の方に正しい知識をお伝えし、肝がんの早期発見と治療を呼びかけ、撲滅に貢献していきます。
■日 時：平成31年（2019年）3月17日（日）13：00～16:15（開場 12:30）
■場 所：国際障害者交流センタービッグ・アイ 1F 大研修室
（大阪府堺市南区茶山台1-8-1、泉北高速鉄道「泉ヶ丘駅」下車 徒歩約 3分）
■対 象：一般の方（入場無料、定員 120人、申込不要）
■お問合せ：近畿大学医学部 内科学教室（消化器内科部門）
TEL（072）366-0221（内線：3149）
■主 催：近畿大学医学部内科学教室（消化器内科部門）、日本肝臓学会
■後 援：大阪府医師会、大阪府看護協会、大阪狭山市、堺市、堺市医師会、大阪狭山市医師会、和泉市医師会、河内長野市医師会、富田林市医師会、岸和田市医師会、羽曳野市医師会、大阪肝臓友の会
【講座プログラム】
＜開会の挨拶＞ 13：00～13：05
近畿大学医学部 内科学教室（消化器内科部門） 主任教授 工藤 正俊
＜第一部＞肝臓の病気
I 13：05～13：25 「肝臓病と採血データの見方」
近畿大学医学部 内科学教室（消化器内科部門） 医学部講師 田北 雅弘
II 13：25～13：45 「B型・C型肝炎：治療の現在」
近畿大学医学部 内科学教室（消化器内科部門） 医学部講師 依田 広
III 13：45～14：05 「肝硬変の診断と治療」
近畿大学医学部 内科学教室（消化器内科部門） 医学部助教 南 知宏
IV 14：05～14：25 「肝臓病の栄養管理」
近畿大学医学部附属病院 栄養部 管理栄養士 森田 隆介
＜第二部＞肝がんの治療
I 14：35～14：55 「内科治療～ラジオ波焼灼術と肝動脈塞栓術～」
近畿大学医学部 内科学教室（消化器内科部門） 医学部講師 南 康範
II 14：55～15：15 「外科治療～開腹肝切除と腹腔鏡下肝切除～」
堺市立総合医療センター 肝胆膵外科 部長 中平 伸
III 15：15～15：35 「肝がん治療薬の最新動向」
近畿大学医学部 内科学教室（消化器内科部門） 医学部講師 萩原 智
＜第三部＞ 15：45～16：15
質疑応答・健康相談
【関連リンク】
医学部医学科 教授 工藤 正俊（クドウ マサトシ）
https://www.kindai.ac.jp/meikan/569-kudou-masatoshi.html
