尾道駅発!地域への“愛着”を育むメディア「おのえきTIMES」新しい島旅を伝える特別号を発行

おのえきTIMES 特別号(6号)は「鉄道会社の考えるこれからの地域づくり」

2020-09-07 12:00

まちとまち、人と人をレールでつなぐJR西日本(西日本旅客鉄道株式会社)。鉄道事業を軸に事業展開をしてきたJR西日本が今取り組む「誰もが訪れたくなるまち、誰もが住みたくなるまちと沿線」をつくるさまざまな取り組みが、いまひとつのカタチになろうとしています。

目指すビジョンは瀬戸内エリアを「繰り返し訪れたくなる 一大周遊エリア」に。瀬戸内観光のゲートウェイを担う「尾道駅」のリニューアルをかわきりに、快適で旅がさらに楽しくなるサイクルシップの就航や観光列車の運行、地域の価値向上に向けた取り組みを地域の皆さまと共に生み出す「せとうちパレットプロジェクト」そして、島の未来を描くワークショップ「しおまちとワークショップ」に、明治初期の屋敷をリノベーションしたホテルの開業を2021年に控えるなど、地域の活性化に向けた動きが始まっています。

 おのえきTIMES 特別号
 https://onoekitimes.actibookone.com

おのえきTIMES 特別号では、地域づくりに取り組むキーパーソンに、瀬戸田の今とこれからを語っていただきました。


岩崎 優さん
JR西日本 岡山支社 ふるさとおこし本部 本部長
<地域との連携で瀬戸内の旅をもっと豊かに>
まちづくりは、私たちの力だけで実践できません。地元のみなさまの協力が不可欠。瀬戸内エリアの中でも、瀬戸田は重要な存在。しまなみ海道は日本で唯一、海峡を自転車で渡ることができるという圧倒的な魅力があります。独特な風土や文化を通じて、非日常を感じられるのも島旅の醍醐味です。

内藤 真也さん
せとうちDMO/JR西日本広島支社地域共生室、総合企画本部(MaaS推進部)
<想いをひとつに みんなの夢が叶う地域をつくる>
瀬戸田は、車、自転車、船などいろんな交通手段で訪れることができる場所。
今、瀬戸田の町は堀内邸をはじめ、各所で工事が実施されています。でもそれは嫌な騒々しさではなく〝次に向かう何かが生まれている〞という力強い生命力を感じます。

山口 広三さん
お食事処 わか葉/しおまち商店街の輪 会長
<古きを守りながら新しきを受け入れ共に創り上げていく>
ワークショップは飽きる暇がないほど面白いんです。地元の人も変化することへの希望と期待を持ち主体的に参加しています。わがまちの魅力を再認識しています。

砂田 剛伸さん
尾道市役所 瀬戸田支所 しまおこし課 しまおこし係 係長
<瀬戸田を愛し瀬戸田に関わるみんなが主役>
今、瀬戸田には、本気でまちのことを考える人たちが集結し、一人ひとりが、50年先、100年先のまちのために何ができるかを考え、形にしようとしています。

新幹線で広島から東京まで片道4時間で往来が可能になり、交通事情が格段に快適になった日本では日帰りで旅行が楽しめる場所が増えました。移動はもっと早くなり、もっと便利になっていくと思います。ですが、今回の「瀬戸田」島旅の提案は、電車や船、自転車など移動する手段を楽しみ選択肢が増えることでより旅の魅力が増し、より魅力を受け取ることができる時間を持てます。それぞれの時間軸での旅のありかたがあり、それを選択する。速さだけではない快適性と地域の魅力をいかに深くお伝えするか、新しい旅の提案がはじまっています。

おのえきTIMESは「地域への“愛着”を育むメディア」として、2019年の3月に尾道駅舎リニューアル開業とともに創刊しました。新たな尾道駅からはじまる「駅」と「地域」と「人」と「文化」の新しい関係性。駅そのものを媒介者に、人と人、商店と商店、文化と文化を和えることで、わが町「尾道」の多様性を再発見し、日常をより楽しむことができる。そこからまた尾道らしい文化が生まれ、地域への「愛着」が育まれていくことをねらいに制作しています。 “駅から尾道を和える”ことで地域への「愛着」と「潤い」を育む「活動体」としての役割を果たすことを目指します。

○しおまちとワークショップ
https://shiomachi.jp
尾道市瀬戸田町(生口島)の平山郁夫美術館や耕三寺にほどちかい「しおまち商店街」を中心に、地域の活性化を目指すワークショップ。今年のテーマは「商店街のデザイン」。デザイン講義や空き物件のシャッターを塗りかえるワークショップを開催。

○せとうちパレットプロジェクト
https://www.setouchi-palette.jp
JR西日本の鉄道事業と、地場産業の振興や地域の活性化を目指す創業事業が連携し、瀬戸内エリアのさらなる価値向上を目指す「せとうちパレットプロジェクト」は、観光列車、駅舎や駅ビルなど施設、ホテルや宿の整備、地域の恵みを生かした新商品の開発、プロモーションなどに取り組んでいます。

○ふるさとおこしプロジェクト
https://jr-furusato.jp
JR西日本 岡山支社が2015年にスタートした、岡山・備後のいいものを見つけ、全国にその魅力を発信するプロジェクトです。

おのえきTIMES
https://onoekitimes.actibookone.com
■発刊元
西日本旅客鉄道株式会社 尾道駅、TLB株式会社、株式会社ジェイアールサービスネット岡山、一般社団法人尾道観光協会
■企画制作・編集
企画・編集:クラモトマオ、TLB株式会社 熊谷舞
デザイン・撮影:ツネイシLR株式会社 長友浩之
表紙:つるけんたろう
イラストレーターetc.。尾道のゲストハウスあなごのねどこのデザイン・設計・自作工事・寝床長(店主)。 エッセイ「0円で空き家をもらって東京脱出!」


本件に関するお問い合わせ先

おのえきTIMES編集部(TLB株式会社)
〒722-0036 広島県尾道市東御所町1-1 尾道駅
info.ekisha@onomichi-st.com

尾道駅舎プロジェクト https://www.onomichi-st.com
㎥ HOSTEL/おのまる商店/食堂ミチ/ONOMICHI TOM’S SANDWICH & BAR

TLB株式会社 https://tlbinc.jp
ONOMICHI U2や尾道駅舎事業をはじめ、LOG、せとうち 湊のやどなど、尾道の歴史的な建造物を活かした宿泊事業、飲食事業の展開や地元産品の商品開発を通じて、尾道の魅力を創造・発信し、交流と賑わいの創出を目指しています。

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