日本橋高島屋にて渡辺おさむ展「ユートピアをさがして」を 2月1日~6日に開催 ―お菓子のユニコーンやペガサスなど幻想的な作品が集結―
本物そっくりのカラフルで精巧なクリームやキャンディ、フルーツなどを用いたインスタレーションや現代アート作品を制作する作家、渡辺おさむ氏の展覧会【渡辺おさむ展 ユートピアをさがして】を2月1日(水)から日本橋高島屋にて開催いたします。
バレンタイン時期の日本橋高島屋にお菓子のユートピアが出現!
樹脂を用いて様々なものにお菓子のデコレーションをする現代美術作家、渡辺おさむ氏によるスイーツデコアートの展覧会を開催。
今回はスイーツが溢れるバレンタインの時期に、美術画廊にて個展を開催。
疫病に、戦争、不景気と何かと暗いニュースが多い世の中で作品の世界だけは明るく夢のある世界を求めて制作した作者のユートピアを表現。
お菓子のユニコーンやうさぎや猫など、作者自身がユートピアの創造主となって創り上げた、幻想的な作品、約50点を一堂に展示します。
日本橋高島屋ホームページ
https://www.takashimaya.co.jp/nihombashi/
渡辺おさむコメント
疫病が落ち着いたと思ったら空前の不景気に陥り、何かと暗い話題の多い世の中ですが作品の世界だけは、自分の理想に満ちたユートピアでありたいと思っています。
本来理想の世界を指すユートピアは16世紀英国の社会思想家トマス・モアが定義し、そもそも「どこにもない場所」を意味する新しい造語でした。
理想の世界と楽園は永遠にこの世には存在しないのです。
私の作品のモチーフになっているお菓子は神話の中でたびたび、理想郷の中で登場します。
日本書紀では海の彼方にある理想郷「常世の国」から、田道間守命が持ち帰った「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)」が「お菓子」の起源とされています。
お菓子は人間が生きていく上の食の中で、必ずしも必要なものではないかもしれません。
日本書紀では元々、常世の国(神の世界)から持ち帰ったもの、神が創造したものだとの表記があるように、生きるための食べ物ではない、人間の時間軸を越えた存在だったのではないでしょうか。
理想郷が永遠に到来しないのならば、自分で創造するしかありません。
作品の世界は自分が創造主なので、ユートピアを実現する事も可能です。
神の国が起源とされるお菓子をモチーフにユートピアを創り上げました。
渡辺おさむについて
山口県出身。スイーツデコの技術をアートに昇華させた第一人者として「東京カワイイTV」(NHK)や「徹子の部屋スペシャル」(テレビ朝日)等、多くのメディアに取り上げられてきました。その作品は、国内はもとより海外でも注目を集め、中国、インドネシア、イタリア、ベルギー、トルコ、アメリカ、韓国などでも個展が開催され、話題を呼びました。また作品集や著書が出版されたほか、大原美術館や清須市はるひ美術館など国内5ヶ所の美術館に作品がコレクションされています。
渡辺おさむホームページ: http://watanabeosamu.tokyo
開催概要
渡辺おさむ展「ユートピアをさがして」
会期 :2023年2月1日(水)~2月6日(月)
時間 :午前10時30分~午後7時30分
会場 :日本橋高島屋 S.C. 本館6階 美術画廊
〒103-8265 東京都中央区日本橋2-4-1
代表TEL:03-3211-4111
入場料 :無料