【BBP通信】美容業界は飽和状態?シェービニストという働き方

 一度は憧れ、華やかに見える美容の世界。しかし、なかなか現状が見えていないのが実態です。
 決して美容業を否定するわけではありません。
 私達は、生徒様に美容業界の就業環境や福利厚生等々の実態をご理解いただき、納得理解していただいた上で、大切な職業の選択をしていただきたい。
 そして将来にわたりこの世界で活躍して頂きたいと考えております。


美容業の実態

●厚労省のデータでは、美容師の離職率は1年で50%、3年で80%、10年で92%と言われています。
高い離職率の原因として、①給料が安い ②長時間労働 ③休日が少ない ④人間関係のストレス ⑤キャリアアップに時間がかかるなどの問題点が挙げられます。

・・・10人美容師に就職しても、そのうちの5人はなんと1年以内に離職してしまう現実。

●休眠美容師で、業界に復職意向のない方の約4割は、「やりがいを感じられない」が上位を占めています。

・・・せっかく取得した技術が周囲の環境で全く活かされない現実

●厚労省賃金構造統計調査2021公表では、理美容の平均給与26万円(諸手当含・税引前)年収約310万程で、この傾向は長年改善されていません。
また、厚労省職業情報提供サイトでは、国家資格である美容師給与(求人賃金24.3万円)と比較して、衣料品販売スタッフ給与(同21.8万)とさほど大差はない現状です。

●既に美容室飽和状態。
店舗数だけで見ても、コンビニやドラッグストアを超える数を誇り、人口減少する中、顧客確保・維持が大きな課題になっています。
また、このコロナ禍の中、閉店する美容室も少なくありません。
現状のサロン経営に不安を感じ、時代に沿った様々な業態改革が求められる中、昨今では、美容師免許取得者が、Wライセンスとして、理容師免許を新たに取得する方が急増しています。


AIが記事を作成しています