「上村淳之展 ~花鳥風月~」を開催します ~上村淳之による美術講演会も開催します~
2018-03-15 14:00
近鉄グループの文化事業である松伯美術館では、2018年3月22日(木)から6月3日(日)まで、「上村淳之展~花鳥風月~」を開催します。
幼い頃から父 松篁(しょうこう)の飼う小鳥達と共に過ごして来た画家 上村淳之(あつし)にとって、鳥達が常に身近に居ることはごく自然なことでした。淳之は絵の道に進むと同時に奈良平城(へいじょう)へ移り住み、この自然豊かな中にあるアトリエ「唳禽荘(れいきんそう)」で好きな鳥たちと共に暮らしながら移ろう季節を知り、またその生き様から多くを学びとり創作活動を続けて来ました。じっくり鳥たちと向き合いながら紡ぎだされた淳之の作品からは、清澄な空間にこめられた深遠なる自然への画家の真摯な眼差しが感じられ、独自の「花鳥画の世界」を見て取れます。本展覧会では、上村淳之の初期から現在までの作品を辿り、60余年の画業を紹介します。
また、上村淳之による「美術講演会」(4月21日(土)14時~1時間程度)を展示室内にて行います。この機会に、上村淳之の独自の花鳥画の世界、「花鳥風月」に触れていただきたいと考えています。
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