『ケアニン』第8回北京国際映画祭に選出! 国内上映会は350回を突破、目標2,000回で全国に届ける
映画『ケアニン』製作委員会は、新人介護福祉士が主人公の映画『ケアニン~あなたでよかった~』が、2018年4月15日から中国・北京で開催される「第8回北京国際映画祭」の日本映画週間での上映作品に選出されたことをご報告いたします。
また、同月10日には中国・上海で開催される「日中認知症ケアシンポジウム(主催:上海紅日養老グループ・日中福祉プランニング)」での上映も決定しており、本作品の企画・原案・プロデューサーである山国秀幸が招待され、現地の福祉業界や政府関係者などに映画を紹介する予定です。これまでのシルクロード国際映画祭(中国・福州/2017年11月)、デュッセルドルフ日本映画週間(ドイツ・デュッセルドルフ/2018年1月)に加えて、海外での上映が続いています。
さらに、2017年10月より始まった国内の自主上映会の開催数も350回(予定含む)を突破しました。主催者は介護業界のみならず、自治体や学校など多岐にわたっています。上映会の来場者アンケートでは9割以上が映画に「満足」、8割近くが上映会開催に「興味を持った」と回答しており、今後も各地で上映会の輪が拡がることが予想されます。製作委員会は当面の上映目標を2,000回とし、全国隅々まで永続的に作品のテーマ(介護職の魅力・認知症ケア)を届けていきたいと考えています。
公式サイトURL: http://www.care-movie.com
作品概要
映画名 :ケアニン~あなたでよかった~
監督 :鈴木浩介
脚本 :藤村磨実也
主題歌 :香川裕光「星降る夜に」
原案・プロデューサー:山国秀幸
初公開日 :2017年6月17日
上映時間 :105分
制作国 :日本
キャスト :戸塚純貴、松本若菜、山崎一
藤原令子、菜葉菜、小市慢太郎/水野久美
ストーリー
大森圭(男性・21)は新人の介護福祉士。高校卒業後、これといってやりたいことがなかった圭は、漠然とした理由で介護の専門学校へ入学。
卒業後、圭が働くことになったのは、郊外にある小規模介護施設。
認知症の高齢者たちと上手くコミュニケーションが取れず、悩む日々が続くなか、圭が初めてメインで担当をすることになったのは、認知症の星川敬子79歳。
試行錯誤しながらも、先輩スタッフたちの協力もあり、少しずつ敬子との関係性を深めていく。「なんとなく」で始めた介護の仕事に、いつしか本気で向き合うようになっていく圭だったが…。
上映会来場者アンケート結果概要
実施期間:2017年10月~2018年3月
対象者 :『ケアニン』上映会来場者500名(ランダムサンプリング)
調査方法:来場者へアンケート用紙の配布・回収、WEBアンケート
結果サマリー
(1)来場者の96%が映画に「満足」(「とても満足」79.4%+「やや満足」16.2%)
※満足度は介護業界外の方で見ても97%となっており、一般の方の満足度も高い
(2)来場者の78%がケアニン上映会の開催に「興味を持った」と回答
(3)介護福祉士の85%が「同業者に勧めたい」と回答
→映画の満足度は大変高く、今後も各地で上映会の輪が広がることが予想されます。
(4)介護業界の60%が「モチベーションアップに繋がった」と回答
(5)介護業界外の人も約半数が「介護を自分ごととして考えるきっかけになった」と回答
→上映会は主に現職の方のモチベーションアップや、一般の方が介護を考えるきっかけになる機会となっています。