大阪商工会議所が主導する「町工場×スタートアップ コネクト」に共同参画し協業で社会課題に挑む。

大阪商工会議所（大阪市中央区本松橋2-8　会頭：鳥井信吾）は、金属加工・機械関連の中小ものづくり企業が集う「町工場ネットワーク」※１を２０１７年から構築し、横請けを促進してきた。今回新たに、スタートアップや大学・研究機関等の試作開発ニーズを町工場につなぐ「町工場（まちこうば）×スタートアップ　コネクト」を９月３０日（金）に立ち上げる。ものづくり課題を通じたスタートアップと町工場の協業を促進することで、オープンイノベーションや社会課題の解決につなげる。

※１「町工場ネットワーク」とは、大商が構築に取り組んでいる、金属加工・機械関連の町工場が連携し、部材手配から仕上げまでの全工程を大阪市域あるいは府域で完結させる「横請け」を目的としたネットワーク。

株式会社木幡計器製作所（大阪市大正区南恩加島5-8-6 代表取締役：木幡巌 以下、木幡計器と記す）は、連携先のGarage Minato（成光精密株式会社が運営）や他の参画団体と共に、自社が運営開設するGarage Taishoとして、本事業に共同参画し、スタートアップと町工場の協業を進める。

　１１月２２日（火）には、スタートアップが自社の課題を町工場に提示するベンチャーピッチを開催し、町工場等と連携した試作開発に向けて検討を行う。

木幡計器は、この大阪商工会議所主催の「町工場ネットワーク」に２０１７年の構築当初から参画し、同事業での連携を行ってきた。また、2018年4月には社内にIoT・ライフサイエンス系スタートアップの支援施設として「Garage Taisho」を開設し、ベンチャー・スタートアップ企業の試作開発支援と、医療者とのマッチング、薬事戦略や、知財相談などで事業化を支援してきた。さらに地元所在の「ものづくりの町」大阪市大正区では、産官学連携のリビングラボ形式で地域課題の解決を目指した医工福連携のものづくりと、地域実証に取り組む「りびんぐラボ大正・港」を主宰してきた。 　この度、大阪商工会議所主導のオープンイノベーションと社会課題解決を目指した「町工場（まちこうば）×スタートアップ　コネクト」にメンバー参画し、協業することで、更なるスタートアップ支援によるイノベーション創出の展開を目指す。

１．「町工場×スタートアップ　コネクト」事業概要

※２「Xport」は、大阪商工会議所と大阪工業大学が設置・運営するオープンイノベーション拠点

２．参画メンバー

３．ベンチャーピッチ開催概要

※３「大阪テクノマスターセミナー」は、大阪市から認定を受けた優れた技能者(大阪テクノマスター)による技術紹介及び技術・人材交流のためのイベント。特別講演とディスカッションを実施している。

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