『ケイコとマナブ』サマータイムの本格導入で働く男女が始めたおケイコは?
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:柏木 斉)が発行する習い事情報誌『ケイコとマナブ』(編集長:根岸 菜穂子)は、サマータイム導入により首都圏・東海におけるおケイコごとに対するマインド変化に関してアンケートをまとめましたのでご報告いたします。
■アンケート概要
【アンケート実施時期】2011年7月6日(水)~7月9日(土)
【アンケート方法】インターネット
【アンケート対象者】クロスマーケティング会員で、サマータイム導入により、新しくおケイコを始めた働く男女
【有効回答数】200名(男性100名・女性100名)
▼さらに詳しい結果の一覧は下記
http://manabisouken.keikotomanabu.net/manabi/themereport.html
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■サマータイムでおケイコを始めた人たちは…
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Q. 震災前の平均退社時間を教えてください。(会社を出る時間)(単一回答 N=200)★マークは一番値の多い項目
A.
17時以前 15人 7.5%
~18時以前 54人 27.0%
★~19時以前 64人 32.0%
~20時以前 31人 15.5%
~21時以前 18人 9.0%
~22時以前 10人 5.0%
~23時以前 4人 2.0%
~24時以前 3人 1.5%
24時を超えることがほとんど 1人 0.5%
Q. 震災後の平均退社時間を教えてください。(会社を出る時間)(単一回答 N=200)★マークは一番値の多い項目
A.
16時以前 13人 6.5%
~17時以前 47人 23.5%
★~18時以前 70人 35.0%
~19時以前 44人 22.0%
~20時以前 10人 5.0%
~21時以前 10人 5.0%
~22時以前 3人 1.5%
~23時以前 3人 1.5%
~24時以前 0人 0.0%
24時を超えることがほとんど 0人 0.0%
Q. 「サマータイム」「輪番休業による平日休み」等をきっかけに習い始めたことを教えてください。(複数回答 N=200)
A.
1位:英語 75人 37.5%
2位:ヨガ・ピラティス 19人 9.5%
3位:フィットネスクラブ 17人 8.5%
4位:家庭料理 16人 8.0%
5位:ゴルフ 11人 5.5%
6位:ウォーキング 11人 5.5%
7位:簿記 9人 4.5%
8位:中国語 8人 4.0%
9位:ピアノ 7人 3.5%
10位:日本料理・懐石料理 6人 3.0%
11位:太極拳 6人 3.0%
12位:整体・マッサージ 6人 3.0%
13位:パン 6人 3.0%
14位:韓国語 5人 2.5%
15位:フランス語 5人 2.5%
16位:ギター 5人 2.5%
17位:お菓子 5人 2.5%
18位:税理士 4人 2.0%
19位:書道 4人 2.0%
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■『ケイコとマナブ』編集長 根岸 菜穂子はこう読む!
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この夏の電力不足に備え、多くの企業でサマータイムを導入しています。上記の結果を見ても分かるように、従来よりも帰宅時間のピークは1時間ほど前倒しになり、18時には会社を出られる人が全体の65%にも及びます。
そのため、多くの働く方から「以前よりも自由になる時間が増えた」という声をいただいております。実際アンケートをとってみると、サマータイムの導入により、6月から7月初旬の約1ヵ月間で通学・通信講座・独学など含め、何かしらの学びごとを始めた方は、何と全体の18%にも及ぶことが分かりました。
◆やっぱり「仕事力のアップ」が最優先事項◆
始めた習い事の内容を見てみると、1番多いのはやはり「英語」。習い事を始めた人の1/3強が実施しており、その傾向は男性により強く見られます。その背景には「社内公用語の英語化」への備えの気持ちがあると思われます。
また、最近話題の「中国語」も男性を中心に学び始めている人が多く、女性は「簿記」でポイントが高く出ています。
いずれも、オフィスでキャリアを積み上げていくために、基礎となってくる力。時間ができたこの機会に、以前から「やらなきゃ」と思っていたスキルアップを図る社会人の姿が見えてきます。
◆「身体を動かしたい」欲求をサマータイムが解決!◆
2位の「ヨガ」は女性がポイントを牽引していますが、3位の「フィットネス」は男女ともに人気が高くなっています。体を動かしたいと思っていたものの、時間がなくてできなかった方が多く始めていることが起因していると考えられます。
また、「ゴルフ」「ウォーキング」「太極拳」など、ハードすぎないスポーツ系の習い事が上位にランクインし、日頃から気になっていた「運動不足」をこのサマータイムを活用し、一気に解消しようという気持ちが見て取れます。
◆女性はレパートリー獲得、男性は自炊力向上目的!?◆
今回のランキングで、興味深いのは4位に入った「家庭料理」。このほかに「日本料理・懐石料理」や「パン」「フランス料理」など、他の料理も足し合わせると料理系のポイントは、19.5%と2位に入る勢いです。
サマータイムにより帰宅が早くなり、お父さんや旦那さんなどの男性陣が家で食事をする機会の増えていることもあり、レパートリーを増やすために習い始めた、という声が料理教室などでちらほら聞かれます。
また、「料理」を習い始めているのは上記のような女性ばかりではなく、男性も13.0%と高く、未曽有の災害を目の当たりにし、「料理くらい自分で作れるようになっておかないと」という気持ちが働いているものと思われます。
いずれにしても、学び始めた理由で多いのは「時間を有効に活用したいから」。6月くらいから、徐々に早く帰れるようになり、飲みに行ったり、趣味の充実に時間を使うのも一段落し、いよいよ「自己投資」に意識が向いてきたように思います。サマータイムは9月末まで続く企業が多いので、今後ますますこの「自己投資」への熱は高まってくるものと思われます。
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■習い事情報誌『ケイコとマナブ』とは
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1990年創刊。趣味の習い事から、仕事のスキルアップや資格取得、手に職をつけるためのスクール情報が1冊にまとまったスクール選びの総合情報誌です。(毎月25日発行)
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